「グリーンスプーン 口コミ」で検索すると、同じサービスへの評価とは思えないほど正反対の感想が並びます。
野菜がたっぷりで最高だという声のすぐ隣に、味が薄くて量も足りないという声がある。
どちらが本当なのか分からないまま、申し込み画面で手が止まっている人は少なくないはずです。
この記事では、評価が割れる原因を、注文するときに自分で選んでいる中身の違いから解きほぐしていきます。
金額はすべて公式サイトに記載された税込額だけを使い、味の感想は誰か一人の主観ではなく評価の分かれ方として扱います。
そして最後に、申し込む前に必ず知っておくべき初回注文の決まりをお伝えします。
グリーンスプーンの公式HPはこちら
グリーンスプーンの悪い口コミはまずいと高いと量の3つに集まっています

ネガティブな感想は散らばっているように見えて、実は3つの論点に収束します。
味が想像と違ったという声、金額に納得できなかったという声、そして量が足りなかったという声です。
この3つは別々の不満に見えますが、根っこは同じところにあります。
注文したときに何をどれだけ選んだかが、人によってまったく違うという点です。
まずは3つの声がそれぞれ何を指しているのかを確かめます。
味が思っていたものと違ったという声がもっとも多く見られます
悪い評価の中でもっとも目につくのが味に関するものです。
投稿によっては、まずいという強い言葉がそのまま見出しに使われています。
ただし中身をよく読むと、傷んでいたとか食べられなかったという内容ではありません。
大半は「思っていた味と違った」という、期待とのズレを指しています。
この差が生まれる理由は、グリーンスプーンが公表している商品づくりの方針にあります。
公式サイトの「GREEN PROMISE」では、必要のない食品添加物は使用しないという方針が明記されています。
うま味調味料でくっきりと輪郭をつけた味に慣れていると、素材の味を残した設計は物足りなく感じます。
つまり、この不満は品質の問題ではなく、想定していた味の濃さと実際の設計がすれ違った結果です。
濃い味が好きな人にとってはマイナスに働きますし、素材の味を求める人にとってはそのままプラスに働きます。
同じ商品への評価が正反対になるのは、ここが出発点です。
1食あたりの金額に納得できなかったという声があります
金額への不満は、多くの場合「1食1,000円は高い」という形で語られます。
この感覚は間違っていません。
もっとも高いデリ弁当を単品4食で頼むと、1個あたり税込1,107円になります。
ただし、この金額は固定ではありません。
グリーンスプーンの単価は、選んだカテゴリと注文した食数の2つで決まります。
同じデリ弁当でも20食以上のLボックスなら税込852円、もっとも安いスムージーを同じLボックスで頼めば税込724円です。
上と下では1個あたり383円の開きがあります。
ここで見落とされやすいのが、口コミを書いた人がどのボックスで注文したかが分からない点です。
8食で試した人と28食で継続している人では、支払っている単価がそもそも違います。
同じ「高い」という言葉でも、指している金額は同じではありません。
量が足りず主食を足すことになったという声があります
量に関する不満も繰り返し出てきます。
これは感覚の問題ではなく、公表されている内容量から説明できます。
グリーンスプーンが公式FAQで示している1食あたりの内容量は、メインディッシュが約230g前後、デリ弁当が約225g前後、サラダが230g前後です。
スープは約200g前後で、水を約100cc加えて仕上げるため食べるときは300gほどになります。
重要なのは、ここに白米やパンが含まれていないことです。
コンビニ弁当のようにご飯込みで満腹になる設計ではありません。
夕食をこれ一つで済ませようとすれば、量が足りないと感じるのは当然の結果です。
不満の声には注文したカテゴリと食数が書かれていないことがほとんどです
ここまでの3つを並べると、ある共通点が浮かび上がります。
不満を書いた人が「何を」「いくつ」注文したのかが、ほとんどの投稿に書かれていません。
グリーンスプーンには6つのカテゴリがあります。
スムージーは内容量が約180g前後でミキサーを使って作る飲み物ですし、デリ弁当は約225g前後の弁当です。
この2つを同じ「1食」として語れば、量の評価は当然すれ違います。
食数も同じです。
8個で注文した人と20個以上で注文した人では、メインディッシュなら1個あたり105円の差がつき、送料の重みも変わります。
つまり口コミが割れているのではなく、注文の中身が違う人たちが同じ言葉で語っているだけです。
この記事では以降、各章をこの視点で読み解いていきます。
- どのカテゴリを注文した人の感想なのか
- 何個のボックスで注文しているのか
- 主食を組み合わせているのか、単体で食べているのか
グリーンスプーンの公式HPはこちら
まずいという評判はメニューのカテゴリごとに評価が分かれます

まずいと書かれた投稿を数だけ集めても、味の良し悪しは決まりません。
ここでは公式が公表している設計と調理方法だけを手がかりにします。
グリーンスプーンの商品は、そのまま温めるものと、水や牛乳を加えて自分で仕上げるものに分かれます。
後者は仕上がりが作り手側の手元で変わるため、評価が安定しません。
この構造を知っておくと、味に関する感想のばらつきをかなり説明できます。
素材の味を残す設計のため濃い味を想定していると差を感じます
グリーンスプーンは「GREEN PROMISE」で、使用しない食品添加物を名前を挙げて公表しています。
保存料は安息香酸やソルビン酸など16種類、着色料は食用赤色2号や食用黄色4号など27種類、甘味料はアスパルテームやアセスルファムカリウムなど7種類です。
発色剤の亜硝酸ナトリウムや、漂白剤の亜硫酸ナトリウムも使用しないとしています。
これだけの添加物を外すと、味の輪郭は必然的にやわらかくなります。
市販の冷凍食品と同じ濃さを期待して食べれば、ぼやけて感じるのは避けられません。
ここは好みが完全に割れるポイントです。
塩分や甘みがはっきりした食事を日常的に食べている人ほど、最初の一口で違和感を持ちます。
逆に、外食やコンビニ食に濃さを感じ始めている人には、この設計がそのまま評価の理由になります。
スープとメインディッシュでは味の濃さの受け取られ方が違います
カテゴリによって、調理の手順そのものが違います。
ここが味の評価を大きく左右します。
公式FAQによると、スープはパウチの中身を耐熱容器に移し、水または牛乳などを約100cc加えてから、電子レンジ600Wで約5分温めて作ります。
スムージーは食材が浸る程度、量にして150ccの飲み物を加えてミキサーにかけます。
ライス&パスタのお粥も水を約100cc加える手順です。
一方で、メインディッシュとデリ弁当、サラダは加水しません。
メインディッシュはパウチをもみほぐして耐熱容器に移し、600Wで約5分から5分半温めるだけです。
つまりスープとスムージーは、加える水の量を目分量で多くしただけで薄くなります。
「スープが水っぽかった」という感想と「メインディッシュは味がしっかりしていた」という感想が同じ人から出るのは、この違いによるものです。
解凍のしかたによって仕上がりが変わります
温め方の指定は、カテゴリごとに細かく決められています。
スープは600Wで約5分、500Wなら約5分30秒。
メインディッシュのハンバーグは500Wで5分50秒、600Wで5分。
ライス&パスタは500Wで6分、600Wで5分です。
ラップの扱いも統一されていません。
スープとサラダ、ライス&パスタはラップをかけずに加熱します。
メインディッシュのうちハンバーグ以外は、ふんわりとラップをかけると指定されています。
保存についても条件があります。
公式FAQは-18℃以下の冷凍環境での保存を求めており、一度解凍して再冷凍すると風味や品質が損なわれる場合があるとしています。
買い物帰りに常温で持ち歩いたり、届いた箱を室温に置いたままにしたりすれば、この条件から外れます。
手順を外れた状態で食べた感想が、そのまま口コミとして残っている可能性は十分にあります。
まずいと感じにくいメニューの選び方
ここまでを踏まえると、失敗しにくい選び方が見えてきます。
加水の工程がないカテゴリから始めるのが、もっとも確実です。
具体的にはメインディッシュ、デリ弁当、ライス&パスタのリゾットやパスタです。
これらは温めるだけで完成するため、仕上がりが自分の手元でぶれません。
味が想像と違ったとしても、それは商品の設計と自分の好みの差だとはっきり判断できます。
反対に、初回でスープやスムージーばかりを選ぶのは避けたほうが無難です。
加える水の量と混ぜ方で仕上がりが変わるうえ、スムージーにはミキサーが必要になります。
ミキサーを持っていない場合、そもそも作れません。
初回はカテゴリを2種類か3種類に散らして注文し、自分に合う方向を確かめてから2回目以降で寄せていく。
この順番であれば、味が合わなかったときも原因を切り分けられます。
グリーンスプーンの公式HPはこちら
高いかどうかは注文食数と送料を入れた1食あたりの料金で決まります

金額の話は、公式サイトに記載された税込額だけで進めます。
グリーンスプーンの料金は商品代と送料が別建てになっているため、商品代だけを見ていると実際の支払額と数百円ずれます。
ここでは送料を足した実額まで計算します。
なお初回はS・M・Lの各ボックスが特別価格で提供されますが、金額は時期やキャンペーンによって変わるため、申し込み画面での確認が必要です。
ここで扱うのは2回目以降の通常価格です。
カテゴリごとの1食あたりの価格
公式FAQが公表している価格表は、カテゴリと注文食数の2つの軸でできています。
「グリーンスプーンは1食いくら」という一つの答えは存在しません。
税込の単価は次のとおりです。
| カテゴリ | 単品4食 | 単品8食 | Sボックス(8〜11食) | Mボックス(12〜19食) | Lボックス(20〜28食) |
|---|---|---|---|---|---|
| デリ弁当 | 1,107円 | 1,074円 | 963円 | 886円 | 852円 |
| メインディッシュ・ライス&パスタ | 1,053円 | 1,022円 | 916円 | 842円 | 811円 |
| スープ | 1,015円 | 985円 | 883円 | 812円 | 782円 |
| サラダ | 999円 | 969円 | 869円 | 799円 | 769円 |
| スムージー | 940円 | 912円 | 818円 | 752円 | 724円 |
もっとも高い組み合わせはデリ弁当を単品4食で頼んだ税込1,107円、もっとも安いのはスムージーをLボックスで頼んだ税込724円です。
その差は383円あります。
「1食1,000円近い」という印象は、デリ弁当や単品購入を選んだ場合の感覚です。
スープやスムージーを軸にLボックスで組めば、同じサービスでも700円台になります。
口コミの金額感がばらつく最大の理由は、ここにあります。
注文する食数を増やすと1食あたりの価格が下がります
定期便は、注文する個数によってボックスの大きさが自動的に変わり、それに応じて割引率が上がる仕組みです。
単品4食を基準にすると、単品8食が3%引き、Sボックスが13%引き、Mボックスが20%引き、Lボックスが23%引きになります。
同じ8食でも、単品で買うか定期便のSボックスで買うかで差が出ます。
メインディッシュなら単品8食が税込1,022円、Sボックスが税込916円です。
同じ食数でも定期便のほうが1個あたり106円安くなります。
2回目以降は8個から28個の間で自由に個数を変えられます。
Lボックスの20食に届くかどうかが、単価がもっとも大きく動く分かれ目です。
冷凍庫に余裕がある月だけ食数を増やす使い方をすれば、無理なく単価を下げられます。
送料を足した実際の支払額
定期購入の送料は、公式FAQの送料表によると北海道と沖縄を除いて990円、税込1,089円です。
特定商取引法に基づく表記でも、送料は990円(税込1,089円)から2,990円(税込3,289円)と示されています。
ここで一点、注意が必要です。
公式トップページのプラン選択欄には、いまも「全国一律900円(税込990円)」という注記が残っています。
送料は2025年9月8日の変更締切日の注文分から改定されており、トップページの注記だけが改定前の金額のままです。
申し込み画面に表示される金額で確認してください。
北海道と沖縄は、ボックスの大きさによっても変わります。
定期便の場合、北海道はS・Mボックスが1,430円(税込1,573円)、Lボックスが1,690円(税込1,859円)です。
沖縄はS・Mボックスが2,310円(税込2,541円)、Lボックスが2,990円(税込3,289円)となります。
税込1,089円の送料を前提に、本州在住でメインディッシュだけを定期便で頼んだ場合の実額を計算すると次のようになります。
| 食数 | 商品代(税込) | 送料(税込) | 合計 | 1食あたり |
|---|---|---|---|---|
| 8食(Sボックス) | 7,328円 | 1,089円 | 8,417円 | 約1,052円 |
| 12食(Mボックス) | 10,104円 | 1,089円 | 11,193円 | 約933円 |
| 20食(Lボックス) | 16,220円 | 1,089円 | 17,309円 | 約865円 |
| 28食(Lボックス) | 22,708円 | 1,089円 | 23,797円 | 約850円 |
※ 上記は本州の送料税込1,089円と、メインディッシュの単価を前提に、商品代と送料を合算して食数で割った金額です。カテゴリを変えれば金額も変わります。北海道・沖縄はこの限りではありません。
8食で試したときの1食あたりは約1,052円、28食まで増やすと約850円です。
その差は202円あります。
カテゴリまで含めて幅を取ると、もっとも高いデリ弁当の8食が約1,099円、もっとも安いスムージーの28食が約763円です。
「1食1,000円を超える」という口コミも「1食800円を切る」という口コミも、どちらも事実だということになります。
コンビニや他の宅配弁当と並べたときの位置
金額の評価は、何と比べるかで完全に変わります。
コンビニで弁当に副菜と飲み物を足したときの会計を思い浮かべてください。
その水準と比べるなら、8食で試した約1,052円も、28食で継続した約850円も、極端に外れた金額ではありません。
外食のランチと並べた場合も同じです。
比較の相手を自炊に置いた瞬間、評価は一気に厳しくなります。
スーパーで食材を買って自分で作れば、同じ内容をもっと安く用意できます。
「高い」という口コミの多くは、この自炊との比較から出ています。
逆に、平日はほとんど自炊できていない人にとって、比較の相手はコンビニと外食になります。
同じ金額が高くも安くもなるのは、比べる相手が人によって違うからです。
自分が普段どこでお金を使っているかを先に確認すると、この金額が自分にとって高いのかどうかが判断できます。
グリーンスプーンの公式HPはこちら
量が少ないという口コミは主食を足すかどうかで分かれます

量への評価は、内容量そのものよりも何と一緒に食べたかで決まります。
グリーンスプーンは主菜と副菜にあたるカテゴリが中心で、主食は別売りの扱いです。
この前提を知らずに夕食として注文すると、確実に物足りなくなります。
ここでは公表されている内容量と、主食を足したときの金額まで具体的に見ていきます。
1食あたりの内容量
公式FAQに記載されている内容量は、カテゴリごとに次のとおりです。
| カテゴリ | 内容量 | 食べるときの状態 |
|---|---|---|
| メインディッシュ | 約230g前後 | そのまま |
| デリ弁当 | 約225g前後 | そのまま |
| サラダ | 230g前後 | そのまま |
| ライス&パスタ | 約220g前後 | お粥は水100ccを加えて約300g |
| スープ | 約200g前後 | 水100ccを加えて約300g |
| スムージー | 約180g前後 | 飲み物150ccを加えて約330g |
数字だけを見ると200g台が並びますが、このうち主食にあたるのはライス&パスタだけです。
メインディッシュもデリ弁当も、白米は含まれていません。
主食が入った弁当と同じ感覚で1パウチを食べれば、ご飯の分がまるごと抜けます。
体感の差が出るのは避けられません。
量が少ないという感想は、この構成の違いをそのまま反映しています。
主食を組み合わせた場合と単体で食べた場合の違い
グリーンスプーンは主食セットを別途用意しています。
公式FAQに掲載されているのは、オーツ麦ブレッド3個セットが税込540円、おにぎりセットが玄米3個で税込486円、よくばりお試し6食セットが税込820円の3種類です。
おにぎりは1個あたり税込162円、オーツ麦ブレッドは1個あたり税込180円になります。
20食のLボックスでメインディッシュを注文した場合、送料込みの1食あたりは約865円でした。
ここにおにぎりを1個足すと、1食あたり約1,027円になります。
この金額をどう見るかが、量の評価の分かれ目です。
1,027円で主菜と主食が揃い、電子レンジだけで完結すると考えれば納得できます。
一方、865円の時点で「高い」と感じていた人にとっては、主食を足す前提はそのまま不満につながります。
量が少ないという口コミと、高いという口コミが同じ人から同時に出るのは、この構造のためです。
片方を解消しようとすると、もう片方が悪化します。
満腹感を最優先する人には向かない場面があります
はっきり書いておくと、グリーンスプーンは満腹感を最優先する人に向いていません。
温め時間は600Wで約5分と決まっており、量を増やす調整はできません。
1食で2パウチを食べれば量は解決しますが、単価が倍になります。
20食のLボックスで2パウチずつ食べれば、1食あたり約1,731円です。
この金額なら外食のほうが選択肢は広くなります。
正直なところ、体格や運動量によって必要な量はまったく違います。
しっかり食べる習慣がある人にとって、この内容量が足りないのは事実です。
それは商品の欠点というより、想定している使われ方の違いだと考えるほうが実態に近いでしょう。
野菜が不足しているという自覚があり、そこを補う手段として使う。
この位置づけであれば、内容量は不足しません。
グリーンスプーンの公式HPはこちら
良い口コミで共通しているのは野菜の量と調理の手軽さです

良い評判も、否定的な感想と同じように収束します。
野菜の量、電子レンジだけで完結する手軽さ、そして献立を考えなくてよくなったことの3つです。
興味深いのは、この3つがいずれも味そのものではない点にあります。
継続している人は、味を理由に選んでいるというより、生活の中で解決したかった問題が解けたことを評価しています。
野菜の量に対する評価がもっとも多く見られます
良い評判の中心にあるのは、一度に摂れる野菜の量です。
グリーンスプーンは公式に、多数の産地と品種の中から自社の厳格な基準に従って野菜を採用していると説明しています。
サラダは1食あたり230g前後、メインディッシュも約230g前後の内容量があり、その多くが野菜で構成されています。
平日にコンビニ弁当が続いている人にとって、この量を電子レンジだけで摂れる点が最大の価値になります。
自分でサラダを作ろうとすれば、買って、洗って、切って、使い切る必要があります。
野菜は日持ちしないため、一人暮らしでは使い切れずに捨てることも珍しくありません。
その手間と廃棄がまとめて消える点が評価されています。
電子レンジだけで完結する手軽さへの評価があります
調理の手順は、どのカテゴリもきわめて単純です。
パウチをもみほぐし、耐熱容器に移し、電子レンジで約5分。
それだけで完成します。
火を使わないため、鍋もフライパンも汚れません。
洗い物は耐熱容器と箸だけです。
帰宅が21時を過ぎる日に、この差は決定的に効きます。
例外はスムージーで、こちらはミキサーが必要です。
作った後にミキサーを洗う手間も発生します。
手軽さを理由に選ぶのであれば、スムージー以外のカテゴリを中心に組むほうが、期待どおりの結果になります。
献立を考えなくてよくなったことへの評価があります
見落とされがちですが、評価の理由として繰り返し挙がるのが献立を考える負担の消滅です。
冷凍庫にパウチが並んでいる状態は、今日何を食べるかという判断を「どれを取り出すか」に縮めます。
買い物に行く判断も、食材の残りを気にする判断も不要になります。
疲れている日ほど、この判断の少なさが効きます。
保存は-18℃以下の冷凍で、賞味期限にも余裕があります。
作り置きのように数日で食べ切る必要がないため、予定が変わっても無駄になりません。
自炊とコンビニ食のあいだを埋める選択肢として機能している、というのが継続者の評価に共通する構図です。
グリーンスプーンの公式HPはこちら
グリーンスプーンの添加物と中国産の原材料についてわかっていること

安全性に関する不安は、推測で語ると誤った情報になります。
ここではグリーンスプーンが公式サイトで公表している内容と、国が定めている制度だけを扱います。
中国産の使用について心配する声も見られますが、公式の記載を正確に読むところから始めます。
食品添加物に対する方針
グリーンスプーンは公式サイトの「GREEN PROMISE」で、使用しない添加物を種類名まで挙げて公表しています。
保存料は安息香酸、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸を含む16種類。
甘味料はアスパルテーム、アセスルファムカリウムを含む7種類。
着色料は食用赤色2号、食用黄色4号、食用青色1号を含む27種類。
発色剤は亜硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウムの3種類。
漂白剤は亜塩素酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、次亜硫酸ナトリウムの3種類です。
注意したいのは、「無添加」と「必要のない添加物は使用しない」は同じ意味ではない点です。
公式の表現は後者であり、あらゆる添加物を一切使わないと述べているわけではありません。
この違いは、購入を判断するうえで正確に押さえておく必要があります。
なお日本では、厚生労働省の食品添加物に関する説明のとおり、食品衛生法にもとづき原則として国の指定を受けた添加物だけを使用できます。
指定にあたっては食品安全委員会の評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分規格と使用基準を定めたうえで認められます。
指定添加物以外で使えるのは、既存添加物と天然香料、一般飲食物添加物に限られます。
なお同ページのとおり、食品衛生基準行政は2024年4月1日に厚生労働省から消費者庁へ移管されました。
原材料の産地について公表されている内容
産地について、グリーンスプーンは野菜と肉・魚で書き分けています。
野菜については、多数の産地と品種の中から自社の厳格な基準に従って採用しており、輸入品は国産品と同等品質の野菜のみを取り扱うとしています。
肉と魚に関しては、産地と製造方法が明らかであるものだけを使うという書き方です。
ここから読み取れるのは、輸入原料を使わないとは述べていないという事実です。
国産に限定するという表現ではなく、基準を満たした輸入品は使うという趣旨になります。
実際、公式が公表している商品ごとの原材料表示には、中国産と明記された野菜が並んでいます。
パプリカやにんじんなど、複数の野菜がそれにあたります。
中国産を使っていないという説明は、公式のどこにも存在しません。
すべて国産でなければ困るという条件がある場合、このサービスは条件に合いません。
逆に、産地が表示されていることを重視するなら、商品ごとに確認できる状態は判断材料になります。
第三者のまとめサイトに書かれた産地情報は、更新時期が分からないため根拠にはなりません。
表示のルールから何が読み取れるか
製造体制についても公表があります。
グリーンスプーンはHACCPに沿った衛生管理を行い、FSSC22000やJFS-Bなどの食品安全規格の認証を取得した工場で製造していると説明しました。
検査は原料から製造、配送までの各工程で実施するとしています。
商品ごとの原材料名、栄養成分表示、アレルギー表示は、各商品のページで確認できます。
リニューアルされた商品については、新旧の規格を並べた一覧が公式FAQにも掲載されています。
特定の原材料を避ける必要がある人は、購入前に商品ページで確認してください。
つまり、産地や添加物について気になる点は、口コミではなく公式の表示で確認できる状態にあります。
他人の投稿から安全性を推し量る必要はありません。
グリーンスプーンの公式HPはこちら
1回だけ試したい人が先に確認しておく初回注文の決まり

ここが、申し込む前にもっとも確認しておくべき部分です。
通常の定期便に回数の縛りはなく、解約金もかかりません。
ただし初回注文だけは扱いが違います。
「1回だけ試して、合わなければすぐ止める」と考えている人が、その想定どおりに動けるかどうかは、この章の内容で決まります。
ここで扱うのはすべて公式サイトとFAQに明記されている条件です。
初回に注文した分はキャンセルができません
公式サイトのプラン選択欄には、初回購入分については解約とキャンセルの受付ができない旨が明記されています。
FAQでも同じ扱いが示されています。
初回注文と単品注文は購入後すぐに発送準備が始まるため、注文した個数の変更を受け付けていません。
決済が完了した後のお届け日時の変更もできないとされています。
決済日は注文日当日です。
これは、申し込んだ瞬間に初回分の支払いと配送が確定するということです。
注文した直後に気が変わっても、その回はキャンセルできません。
そもそも通信販売には、消費者庁が明記しているとおりクーリング・オフの制度がありません。
返品できるかどうかは、事業者が広告で表示している返品特約に従います。
同庁の特定商取引法ガイドは、特約の表示がある場合はその特約によると説明しています。
グリーンスプーンの場合、その特約が「自己都合の返品は受け付けない」というものです。
1回目が届いたあとであれば停止と解約ができます
では、まったく止められないのかというと、そうではありません。
公式FAQは「試しに1回だけ購入できますか?」という問いに対して、定期購入1回目のお届け後に停止や解約が可能だと明記しています。
停止と解約の手続きは、いずれも初回お届け日の翌日から操作できます。
止め方は3種類あります。
1回分だけ見送るスキップ、再開日を指定するか無期限で止める停止、そしてアカウントを削除する解約です。
冷凍庫がいっぱいになった、しばらく家を空けるといった一時的な事情であればスキップで足ります。
通常の定期便であれば解約金は発生しません。
ただし後述する特典プランに加入している場合は別で、途中で解約すると手数料や差額の請求が発生します。
もう一点、アカウントを削除すると継続特典が失われ、再開しても以前の情報を引き継げなくなります。
止めるかどうか迷っている段階なら、停止を選んでおくほうが選択肢を残せます。
決済は注文日当日に完了します。
この時点で初回分の配送が確定し、個数の変更もキャンセルもできなくなります。
注文から最短4日程度で届きます。
この日までは停止も解約も操作できません。
マイページから、スキップ・停止・解約のいずれかを選べるようになります。
締切日を過ぎると、その手続きは次々回のお届けからの反映になります。
変更締切日を過ぎると次回分が確定します
もっとも見落としやすいのが、この変更締切日です。
公式FAQは、スキップ・停止・解約のいずれの手続きも次回お届けの変更締切日までに行うよう求めています。
締切を過ぎた場合、その手続きは次々回のお届けから反映されます。
解約についても同じで、締切日を過ぎて解約した場合は最終の商品お届けが発生します。
手続きが次々回から反映される以上、その1回分は受け取ることになります。
2回目以降の決済日は、変更締切日の翌日です。
つまり締切を1日過ぎただけで、次の1回分の支払いが確定します。
締切日は固定ではありません。
お届け日を変更すると、それに連動して変更締切日も動きます。
お届け日を早めた場合、締切日も前倒しになります。
LINE連携をしておくと、変更締切日の前に毎回通知が届きます。
止めるつもりがあるなら、初回を注文した時点で連携まで済ませておくのが確実です。
「解約できない」という評判の実態は、この締切を過ぎたまま次の配送が確定してしまった状況を指している場合がほとんどです。
回数の縛りと違約金について公表されている内容
通常の定期便には、回数の約束も違約金もありません。
公式サイトにその旨が明記されています。
ただし、特典付きのプランに加入した場合は条件が変わります。
冷凍庫プレゼントプランは、加入後14ヶ月で140食を注文することを約束する代わりに、通常販売価格が税込17,800円の冷凍庫を無料で受け取り、定期便がずっと5%引きになるプランです。
このプランで140食に届かなかった場合、または途中で解約した場合は、税込17,800円のプラン解約手数料を支払うことになります。
冷凍庫の返品も受け付けていません。
初回購入の直後に案内されるスタート応援プランにも条件があります。
加入後100日間で3回以上の定期注文をすることが利用条件で、初回購入はこの回数に含まれません。
こちらは達成前に途中解約すると、プラン解約手数料ではなく通常プランとの差額を請求されます。
なお、お得に継続プランの解約手数料は税込8,000円です。
※ 特典プランの条件は変更される場合があります。加入前に公式サイトの記載を確認してください。
1回だけ試したいと考えているなら、これらの特典プランには加入しないことです。
冷凍庫がもらえるという条件は魅力的に見えますが、実質的には14ヶ月の継続契約です。
「解約できない」という不安の正体は、多くの場合こちらにあります。
グリーンスプーンの公式HPはこちら
グリーンスプーンが向いている人と向いていない人

ここまでの内容を、判断できる形にまとめます。
グリーンスプーンは万人向けのサービスではありません。
向き不向きがはっきりしており、それは好みの問題というより生活の条件で決まります。
自分がどちら側かを先に見極めておけば、初回で失敗する確率は大きく下がります。
野菜を摂る手段として割り切れる人には向いています
もっとも相性がよいのは、平日の自炊がほとんどできておらず、野菜が足りていない自覚がある人です。
1食あたり230g前後の野菜中心の食事を、電子レンジ5分で用意できます。
買い出しも、洗って切る作業も、使い切れずに捨てる罪悪感も発生しません。
夕食を丸ごと置き換えるのではなく、野菜を補う一皿として位置づけると、価格に対する納得感が出ます。
金額を抑えたいなら、注文食数を増やすのが唯一の確実な方法です。
20食のLボックスにすれば送料込みで1食あたり約865円まで下がります。
冷凍庫に余裕があるなら、少量を何度も頼むより一度にまとめるほうが得です。
主食込みの夕食として考えている人には向きません
反対に、これ一つで夕食を完結させたい人には向きません。
主食が含まれないため、白米やパンを別に用意する必要があります。
主食セットを足せば1食あたり約1,027円になり、主食込みの弁当を買う場合より高くつきます。
満腹感あたりの金額で比べると、割高になるのは避けられません。
自炊が習慣になっている人も、金額面で納得しにくいはずです。
同じ材料をスーパーで買えば1食300円台に収まります。
時短の価値をどう評価するかによりますが、比較の基準が自炊にある限り、この差は埋まりません。
冷凍庫の空きを確保できない人は注文食数を絞る必要があります
意外に重要なのが冷凍庫の容量です。
Sボックスの8個でも、パウチが8つ増えます。
単価を下げようとLボックスの20個を頼めば、一人暮らし向けの冷蔵庫では冷凍室が埋まります。
単価が安いのはLボックスですが、入らなければ意味がありません。
保存条件は-18℃以下です。
入りきらないからといって冷蔵室に移せば、この条件から外れます。
一度解凍して再冷凍すると風味や品質が損なわれる場合があるとされています。
冷凍庫に不安があるなら、初回は8個のSボックスから始めるのが現実的です。
実際に何個入るかを確かめてから、2回目以降で食数を調整すればよいだけの話です。
グリーンスプーンの公式HPはこちら
グリーンスプーンのよくある質問

味が口に合わなかった場合に返品はできますか
できません。
公式FAQは、お客さま自身の都合による返品は一切受け付けていないと明記しています。
返品と交換に応じるのは、商品に契約不適合または数量不足がある場合に限られます。
その場合でも、お届けから7日以上が経過している、梱包資材以外の部分が開封または消費されている、手元で傷や汚損が生じているといった条件に当てはまると返品はできません。
味が合わなかったという理由は、返品の対象になりません。
一番安く始める方法はありますか
初回はS・M・Lの各ボックスが特別価格で提供されます。
金額はキャンペーンによって変わるため、申し込み画面での確認が必要です。
友達招待の特典を使う方法もあります。
招待された側の初回料金が2,500円引きになり、招待した側の次回料金も2,500円引きになる仕組みです。
すでに利用している知人がいるなら、この経路がもっとも確実に安くなります。
冷凍庫にどれくらいの空きが必要ですか
必要な容量は公式サイトに明記されていないため、注文する個数から判断することになります。
Sボックスなら8個から11個、Mボックスなら12個から19個、Lボックスなら20個から28個のパウチが一度に届きます。
一人暮らし向けの冷蔵庫であれば、まずSボックスの8個で実際の占有量を確かめるのが安全です。
保存は-18℃以下の冷凍が条件で、冷蔵室での保管は想定されていません。
停止と解約はどちらを選べばよいですか
再開する可能性が少しでもあるなら停止です。
停止はアカウントを残したまま配送だけを止める機能で、再開したときに以前の情報や継続特典を引き継げます。
再開日を指定する方法と、無期限で止める方法のどちらかを選べます。
解約はアカウントの削除にあたり、継続特典が失われます。
どちらの手続きも初回お届け日の翌日から可能で、次回の変更締切日までに済ませる必要があります。
グリーンスプーンの公式HPはこちら
まとめ

グリーンスプーンの口コミが正反対に割れるのは、評価する人の感覚が違うからではありません。
注文したカテゴリ、選んだ食数、主食を足したかどうかという3つの条件が、人によってまったく違うためです。
まずいという感想は、必要のない添加物を使わない設計と、スープやスムージーで加える水の量から説明がつきます。
高いという感想は、8食で試せば送料込み1食あたり約1,052円、28食まで増やせば約850円という202円の幅を見れば、どちらも事実だと分かります。
量が足りないという感想は、主食が含まれない構成をそのまま反映したものです。
そのうえで、申し込む前に必ず押さえておくべき点が一つあります。
初回に注文した分はキャンセルできず、停止と解約の操作は初回お届け日の翌日からしか行えません。
そして次回分を止めるには、変更締切日までに手続きを終える必要があります。
ここを外すと、もう1回分の支払いが確定します。
- 加水の工程がないメインディッシュかデリ弁当から試す
- 冷凍庫の空きを確認し、不安があればSボックスの8個で始める
- 特典付きの継続プランには、1回だけ試す段階では加入しない
- 初回を注文したらLINE連携を済ませ、変更締切日の通知を受け取れるようにする
野菜を摂る手段として割り切れるなら、電子レンジ5分で230g前後の一皿が用意できる価値は小さくありません。
夕食を丸ごと置き換える手段として期待すると、量と金額の両方で不満が残ります。
自分がどちらの使い方をするのかを決めてから申し込めば、他人の評判に振り回されることはなくなります。
グリーンスプーンの公式HPはこちら

