米と水と洗剤を同時に買った日の帰り道は、腕が伸びきってエレベーターのボタンを押すのもつらくなります。
共働きで平日の買い物時間が取れない家庭ほど、週末にまとめ買いをして、その重さを一身に引き受けることになります。
ネットスーパーはその負担を丸ごと肩代わりしてくれるしくみですが、各社の条件は驚くほどバラバラです。
同じ5,000円の買い物で、送料が220円で済む社と690円かかる社が並んで存在します。
しかも、比較記事で人気の高いサービスとして紹介されていても、あなたの住所ではそもそも使えないことがあります。
この記事では、2026年8月31日時点で主要12社の公式サイトを1社ずつ開き、東京と大阪の実在する郵便番号を入力して、配達の可否と送料を実際に取得しました。
そのうえで、1回の買い物に送料が何パーセント上乗せされるのかを計算しています。
金額の羅列ではなく、負担の重さそのものを比べられる形でお届けします。
なお、送料を公式サイトで公開していない社が複数あります。
この記事では、公式に記載がない項目を推測で埋めず、「要問い合わせ」と明記しています。
第三者サイトに数字が載っていても採用していません。
ネットスーパーとは何かと食材宅配や宅配弁当との違い

ネットスーパーは、近所のスーパーの棚にある商品を、スマホやパソコンから注文して自宅まで届けてもらうしくみです。
届くのは「いつも買っている食材そのもの」であり、献立が決められて届くわけではありません。
この一点が、食材宅配や宅配弁当との決定的な違いになります。
同じ「食べ物が家に届く」でも、注文の自由度と届くまでの速さがまったく違います。
ここを取り違えると、期待した使い方ができずに解約することになります。
ネットスーパーは近所の店舗の商品を自宅まで届けてもらう仕組みです
ネットスーパーの多くは、実店舗のスタッフが売り場から商品を集めて配送する方式で運営されています。
イオンネットスーパーで郵便番号を入力すると担当店舗名と配送料が表示されるのは、この方式だからです。
実際に世田谷区三軒茶屋(154-0024)で調べるとイオンスタイル碑文谷が、大阪市淀川区西中島(532-0011)で調べるとイオンスタイル東淀川が案内されました。
いずれも当サイトが確認した一例で、近隣に別の対応店舗がある場合は案内が変わります。
つまり、注文できる商品も配達できる時間も、担当店舗の在庫と人手に左右されます。
チラシの特売品がそのまま買えるのは店舗型の強みですが、その店舗が扱っていない商品は買えません。
一方で、Green Beansのように専用の物流センターから配送する方式もあります。
店舗の売り場面積に縛られないため品揃えは広くなりますが、センターの配送圏内でしか使えないという制約が生まれます。
食材宅配や宅配弁当は届くサービスの中身と注文の自由度が違います
食材宅配は、レシピと必要な分量の食材がセットで届く形が中心です。
献立を考える手間は減りますが、「今日はカレーだから玉ねぎだけ追加したい」という買い方はできません。
注文の締切も配達の1週間前後に設定されていることが多く、思い立ってすぐには届きません。
宅配弁当はさらに進んで、調理済みの料理が冷凍または冷蔵で届きます。
温めるだけで食べられる代わりに、食材そのものを選ぶ自由はありません。
ネットスーパーは、この3つの中で最も「いつものスーパー」に近い存在です。
1本の大根も、特売の卵も、トイレットペーパーも、同じかごに入れて注文できます。
最短で当日に届く社もあり、買い忘れへの対応力という点でも食材宅配とは性質が異なります。
ネットスーパーが向いている人と向いていない人
向いているのは、買う物は自分で決めたいけれど、運ぶ作業だけを外注したい人です。
米、水、飲料、洗剤、猫砂のように、重くてかさばるのに献立とは関係のない品を定期的に買う家庭ほど、恩恵が大きくなります。
反対に、献立を考えること自体が負担になっている人には、ネットスーパーは解決になりません。
商品を1点ずつ選ぶ作業は実店舗と変わらないため、むしろ画面の操作に時間を取られたと感じます。
この場合は食材宅配や宅配弁当を検討したほうが、悩みに直接効きます。
もうひとつ、鮮度を自分の目で確かめて選びたい人にも不向きです。
魚の切り身や果物の熟し具合は、店舗のスタッフが代わりに選びます。
ネットスーパーのおすすめ12社を人気ランキングで比較します

ここからは人気の主要12社を、対応エリアの広さと、送料が事前に分かるかどうかを軸に並べて紹介します。
順位は各社の公式サイトで確認した2026年8月31日時点の条件に基づいており、広告出稿の有無とは関係ありません。
掲載順の考え方は単純です。
使える地域が広く、申し込む前に負担額を把握できる社を上に置いています。
エリアが限られる社や、送料を公開していない社は、その制約を隠さず順位に反映しました。
1. イオンネットスーパー
概要全国のイオン・イオンスタイルの店舗網を使った、対応地域がもっとも広い人気のネットスーパーです。
会員登録の前に郵便番号を入れるだけで、担当店舗と配送料が画面に表示されます。
申し込む前に自分の負担額が分かる社は12社の中で少数派で、この透明性が最大の利点です。
購入金額による送料無料の条件は公式に案内されていませんが、店舗受取のPickUp!を選べば配送料は0円になります。
最低注文金額が500円(税抜)と低く、少額の買い足しにも使えます。
強み- 本州(東北を除く)と四国の広い範囲をカバーし、首都圏と近畿の両方で使える
- 会員登録前でも郵便番号だけで担当店舗と配送料を確認できる
- 最低注文金額が500円(税抜)と低く、少量の注文でも利用できる
- 置き楽サービスで不在時も受け取れる(地域・店舗により対応が異なる)
| 送料(税込) | 送料が無料になる条件 | 最低注文金額 | 最短のお届け |
|---|---|---|---|
| 店舗・配送エリアにより異なる(実測2地点は10,000円以上165円/10,000円未満330円/4,000円未満550円) | 要問い合わせ(店舗受取のPickUp!は無料) | 500円(税抜) | 要問い合わせ |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | イオン株式会社 |
| 配達エリア | 本州(東北を除く)・四国の対応店舗の周辺(郵便番号で判定) |
| 注文の締切時間 | 店舗により13時・15時など |
| 取扱品目数 | 要問い合わせ |
| 貯まるポイント | WAON POINT |
| 置き配の可否 | 可(置き楽サービス。地域・店舗により不可の場合あり) |
| 支払い方法 | クレジットカード、代金引換、WAONカード(一部店舗)、商品券(代引時・一部店舗) |
| 公式サイト | shop.aeon.com/netsuper |
※ 公式FAQは「配送料は店舗、配送エリアによって異なります」としています。表の金額は2026年8月31日に世田谷区三軒茶屋(154-0024)と大阪市淀川区西中島(532-0011)で当サイトが確認した一例であり、全店共通の金額ではありません。案内される担当店舗も一意に決まるとは限りません。北海道と東北は別運営のイオン北海道ネットスーパー・イオン東北ネットスーパーが担当します。
2. ライフネットスーパー

首都圏と近畿を地盤とするスーパーマーケットチェーンのネットスーパーです。
会費は無料で、平均取扱商品点数は15,000点以上あります。
買う金額が増えるほど配達料が段階的に下がり、8,000円以上で無料になります。
閾値は本体価格の税抜、配達料は税込という組み合わせなので、レジの表示額とは基準が違う点に注意してください。
1日4便の体制で、最短3時間で受け取れます。
強み- 本体価格8,000円(税抜)以上で配達料が無料になり、まとめ買い派の負担がゼロになる
- 2,000円・4,000円・6,000円と段階的に下がるため、あといくら買えば得かが分かりやすい
- 会費が無料で、使わない月の固定費が発生しない
- 首都圏と近畿の両方に店舗網があり、地域をまたぐ転居でも使い続けやすい
| 送料(税込) | 送料が無料になる条件 | 最低注文金額 | 最短のお届け |
|---|---|---|---|
| 440円(本体2,000円以上)/330円(4,000円以上)/220円(6,000円以上) | 本体価格8,000円(税抜)以上 | 2,000円(税抜) | 最短3時間 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ライフコーポレーション |
| 配達エリア | 首都圏・近畿の対応店舗の周辺(郵便番号で判定) |
| 注文の締切時間 | 要問い合わせ |
| 取扱品目数 | 平均15,000点以上 |
| 貯まるポイント | 要問い合わせ |
| 置き配の可否 | 要問い合わせ |
| 支払い方法 | クレジットカードまたは代金引換 |
| 公式サイト | www.life-netsuper.jp |
※ 配達料の区分は2026年7月現在の公式表記です。==金額の区切りは本体価格(税抜)、配達料は税込==という組み合わせになっています。1回の注文は2,000円(税抜)から49,999円(税抜)までです。配達便は1便11時〜14時、2便14時〜16時、3便16時〜18時、4便18時〜20時です。
3. 楽天マート
概要旧・楽天西友ネットスーパーが2024年9月に名前を変えたのがこのサービスです。
倉庫から直接配送する方式を採っています。
配達エリアは神奈川・千葉・埼玉と東京の4都県だけです。
公式の配送エリアページには「掲載のない都道府県は配送エリア対象外になります」と明記されています。
2024年8月のプレスリリースでは大阪・兵庫・京都を含む7都府県が対象とされていましたが、2026年8月時点では該当しません。
京都府の専用ページには「現在[京都府]は配送エリア外」と表示されます。
貯まるのは楽天ポイントなので、日ごろ楽天のサービスをまとめて使っている家庭に人気があります。
強み- 楽天ポイントが貯まり、他の楽天のサービスとポイントをまとめられる
- 最短当日に届き、注文したその日に受け取れる
- 月額550円(税込)のお買い物応援プランに入ると置き配手数料110円が何度でも無料になる
- 倉庫型のため、店舗の売り場面積に左右されずに商品を選べる
| 送料(税込) | 送料が無料になる条件 | 最低注文金額 | 最短のお届け |
|---|---|---|---|
| 330〜1,100円 | お買い物応援プラン(月額550円)に加入し、対象エリアで3,500円(税込)以上を注文した場合 | 要問い合わせ | 最短当日 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 楽天グループ株式会社 |
| 配達エリア | 東京・神奈川・千葉・埼玉 |
| 注文の締切時間 | 配送枠により異なる |
| 取扱品目数 | 要問い合わせ |
| 貯まるポイント | 楽天ポイント |
| 置き配の可否 | 可(手数料110円。応援プラン加入で無料) |
| 支払い方法 | クレジットカード、後払い(手数料330円) |
| 公式サイト | sm.rakuten.co.jp |
※ 送料はエリアと時間帯によって変わります。公式の「はじめての方へ」は330円〜1,100円(税込)と案内する一方、特定商取引法に基づく表示は330円(税込)の一律表記になっており、公式内で記載が分かれています。送料無料は、送料体系が変更となった一部エリア限定の特典です。不在による再配送は440円(税込)、変更受付時間を過ぎたキャンセルは440円(税込)がかかります。大阪府・兵庫県・京都府は配送エリア外です。
4. Green Beans

イオンネクストが運営する、店舗を持たないネット専用のスーパーです。
専用の物流センターから配送するため、売り場面積に縛られない品揃えが持ち味になっています。
比較記事の多くがランキング1位に置いている評価の高いサービスですが、配達エリアは千葉・神奈川・埼玉・茨城と東京の、あわせて1都4県に限られます。
関西では利用できません。
最低注文金額は4,000円(税抜)で、送料は配送枠の選び方によって0円から1,100円まで変動します。
強み- 専用センターからの配送で、店舗型より品揃えの幅が広い
- 配送枠の選び方によっては送料0円で受け取れる
- 12,000円(税抜)以上の注文で送料が無料になる
- WAON POINTが貯まり、イオン系のポイントをまとめられる
| 送料(税込) | 送料が無料になる条件 | 最低注文金額 | 最短のお届け |
|---|---|---|---|
| 0〜1,100円(エリア・時間帯・枠の長さで変動) | 12,000円(税抜)以上(酒類・一部商品を除く) | 4,000円(税抜) | 要問い合わせ |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | イオンネクスト株式会社 |
| 配達エリア | 東京23区と多摩地域の22市、千葉県・神奈川県・埼玉県・茨城県の一部 |
| 注文の締切時間 | 要問い合わせ |
| 取扱品目数 | 要問い合わせ |
| 貯まるポイント | WAON POINT |
| 置き配の可否 | 要問い合わせ |
| 支払い方法 | 要問い合わせ |
| 公式サイト | greenbeans.com |
Green Beansの対象地域に入っているか見てみる
※ 対象の都県内でも配達できない地域があります。大阪府をはじめとする関西からは利用できません。
5. イトーヨーカドーネットスーパー by ONIGO

イトーヨーカ堂とONIGOの提携によって提供されている、配達の速さと送料体系の明快さが持ち味のサービスです。
2025年12月に送料と手数料の体系が改定され、12,000円(税込)以上で送料が無料になる条件が新設されました。
注文日から翌々日までの時間帯を1時間単位で指定でき、受け取れる時間が読みにくい共働き世帯でも予定を合わせやすくなっています。
取扱商品数は約8,000〜9,000点です。
強み- 配達時間を1時間単位で指定でき、受け取りの待ち時間が短い
- 12,000円(税込)以上で配送料が、7,000円(税込)以上で少額手数料が、それぞれ無料になる
- カート画面から置き配を指定でき、在宅の必要がない
- 現金でもスマホ決済でも払えて、支払い手段の選択肢が広い
| 送料(税込) | 送料が無料になる条件 | 最低注文金額 | 最短のお届け |
|---|---|---|---|
| 490円(6,000円未満)/330円(6,000円以上12,000円未満)※別途少額手数料 | 12,000円(税込)以上(少額手数料は7,000円以上で無料) | 要問い合わせ | 即配オプションあり(220円) |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ONIGO/株式会社イトーヨーカ堂 |
| 配達エリア | 順次拡大中(公式サイトの店舗検索で確認) |
| 注文の締切時間 | 注文日から翌々日までの11時〜20時の枠で指定(一部店舗は22時まで) |
| 取扱品目数 | 約8,000〜9,000商品 |
| 貯まるポイント | 要問い合わせ |
| 置き配の可否 | 可(カート画面で指定。酒類を含む注文と現金払いは対面) |
| 支払い方法 | クレジットカード、Apple Pay、Google Pay、デビットカード、プリペイドカード、現金 |
| 公式サイト | onigo.co.jp |
ONIGOで使える店舗を検索する
※ ==配送料とは別に少額手数料がかかります==。7,000円(税込)以上は無料、6,000円以上7,000円未満は110円、5,000円以上6,000円未満は220円、5,000円未満は440円です。2024年12月のサービス開始時に告知された送料体系は、2025年12月11日の改定により変更されています。表の内容が現行の条件です。
6. Amazonフレッシュ
概要Amazonが手がける生鮮食品の配送サービスで、朝から深夜までの幅広い時間帯に対応しているのが特徴です。
最低注文金額は4,000円です。
送料はプライム会員かどうかで大きく変わります。
プライム会員の場合は490円かかり、注文が10,000円を超えると0円になります。
非会員は通常690円で、10,000円以上でも200円がかかります。
1時間単位で時間帯を指定する場合は追加で500円が必要で、2時間単位なら追加料金は発生しません。
強み- 朝早い時間から深夜まで配達枠があり、帰宅が遅い日でも受け取れる
- プライム会員なら10,000円以上のまとめ買いで送料が無料になる
- 2時間単位の時間指定なら追加料金がかからない
- Amazonの他の買い物と同じアカウントと支払い方法をそのまま使える
| 送料(税込) | 送料が無料になる条件 | 最低注文金額 | 最短のお届け |
|---|---|---|---|
| 490円(プライム会員)/690円(非会員)/1時間単位の時間指定は追加500円 | プライム会員が10,000円以上を注文した場合(非会員は10,000円以上で200円) | 4,000円 | 最短約2時間 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | アマゾンジャパン合同会社 |
| 配達エリア | 要問い合わせ(公式サイトで郵便番号を入力して確認) |
| 注文の締切時間 | 要問い合わせ |
| 取扱品目数 | 要問い合わせ |
| 貯まるポイント | 要問い合わせ |
| 置き配の可否 | 要問い合わせ |
| 支払い方法 | Amazonアカウントに登録した支払い方法 |
| 公式サイト | www.amazon.co.jp/fmc/learn-more |
※ プライム会員でなくても利用できますが、送料の条件が変わります。1時間単位の時間帯指定は地域限定の機能です。
7. マルエツネットスーパー

首都圏のマルエツが展開するオンラインデリバリーで、送料220円(税込)は12社の中でもっとも安い定額料金です。
最低注文金額も1,500円(税込)と低く、少量をこまめに買う世帯に向いています。
ピックアップステーションやピックアップルームで受け取れば配送料はかかりません。
急ぎのときは即時配送を550円(税込)で使えますが、こちらは真中店・清澄白河店・板橋南町店の3店舗に限られます。
届く時間は12時から20時の間で、便は選べますが分単位の時刻指定はできません。
強み- 送料220円(税込)は定額制のなかで最安の水準
- 最低注文金額1,500円(税込)で、少量注文でも使いやすい
- ピックアップステーション受取なら送料が0円になる
- WAON POINTまたはイグニカポイントを選んで貯められる
| 送料(税込) | 送料が無料になる条件 | 最低注文金額 | 最短のお届け |
|---|---|---|---|
| 220円(即時配送は550円。対応は3店舗のみ) | ピックアップステーション・ピックアップルームでの受取 | 1,500円(税込) | 即時配送あり |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社マルエツ |
| 配達エリア | 東京・神奈川・千葉・埼玉の一部地域 |
| 注文の締切時間 | 配送便により異なる |
| 取扱品目数 | 要問い合わせ |
| 貯まるポイント | WAON POINT(200円税抜=1P)またはイグニカポイント(100円税抜=1P) |
| 置き配の可否 | 要問い合わせ |
| 支払い方法 | クレジットカードまたは代金引換(代引手数料100円税抜) |
| 公式サイト | www.maruetsu.co.jp/onlinedelivery |
※ 配達は12時から20時の間で行われ、配送時間帯(便)は選べますが時刻の指定はできません。購入金額による送料無料のキャンペーンは期間が区切られているため、最新の条件を公式サイトでご確認ください。
8. 東急ストア・プレッセネットスーパー
概要東急線沿線を中心に展開するスーパーのネットスーパーです。
送料はカードの種類で条件が変わります。
TOKYU CARDなど特典対象のカードで支払う場合は3,900円(税込)以上で330円、それ未満は550円です。
その他のクレジットカード・あと払い・代金引換の場合は、無料ラインの基準が5,000円(税込)に上がります。
これに加えて、東急のポイントプログラムで上位3ステージ(プラチナ/クリスタル/ゴールド)にいる会員は、申込をすれば配送料そのものが0円になります。
自動では適用されず、適用まで2週間ほどかかります。
強み- 上位3ステージの会員は、申込をすれば配送料が0円になる
- TOKYU CARDで支払うと、送料が下がる基準額が5,000円から3,900円に下がる
- 東急線沿線の住宅地を細かくカバーしている
- クレジットカードのほか、あと払い(ペイディ)と代金引換にも対応する
| 送料(税込) | 送料が無料になる条件 | 最低注文金額 | 最短のお届け |
|---|---|---|---|
| 特典対象カードは3,900円以上330円・未満550円/その他は5,000円以上330円・未満550円(鎌倉店は一律550円) | 上位3ステージにいる会員が申込をした場合 | 記載なし | 要問い合わせ |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社東急ストア |
| 配達エリア | 店舗ごとに設定(湘南店は藤沢市・茅ヶ崎市の一部、武蔵小杉店は川崎市中原区・幸区の一部など) |
| 注文の締切時間 | 店舗ごとに設定(大森店A便は当日8時まで) |
| 取扱品目数 | 要問い合わせ |
| 貯まるポイント | 要問い合わせ |
| 置き配の可否 | 要問い合わせ |
| 支払い方法 | クレジットカード、あと払い(ペイディ)、代金引換 |
| 公式サイト | ns.tokyu-bell.jp |
※ 上位ステージ会員の配送料無料は、マイページからの申込が必要です。鎌倉店は利用金額に関係なく550円(税込)です。
9. セブン-イレブン 7NOW
概要セブン-イレブンの店舗から商品を届けるデリバリーサービスで、最短20分という配達の速さが他社と一線を画します。
スーパーのような大量のまとめ買いには向きませんが、「牛乳を切らした」「離乳食が足りない」といった穴埋めの買い物には圧倒的に強いサービスです。
配送料はサービス紹介ページで110円から550円と案内されており、注文の時間・金額・内容によって変わります。
デリバリーの最低注文金額は1,000円(税抜)で、モバイルオーダーの場合は制限がありません。
強み- 最短20分で届き、当日の献立の穴を即座に埋められる
- 配送料の下限が110円(税込)と低く、少額の買い足しでも損をしにくい
- 全国のセブン-イレブン店舗網を使うため、対応地域が広い
- 店頭で受け取るモバイルオーダーなら最低注文金額の制限がない
| 送料(税込) | 送料が無料になる条件 | 最低注文金額 | 最短のお届け |
|---|---|---|---|
| 110〜550円(注文条件により変動) | 記載なし | 1,000円(税抜)※モバイルオーダーは制限なし | 最短20分 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン |
| 配達エリア | 対応店舗の周辺(アプリで住所を登録して確認) |
| 注文の締切時間 | 店舗の営業時間による |
| 取扱品目数 | 要問い合わせ |
| 貯まるポイント | 要問い合わせ |
| 置き配の可否 | 要問い合わせ |
| 支払い方法 | 要問い合わせ |
| 公式サイト | www.sej.co.jp/services/7now |
※ たばこを購入する場合は、注文条件にかかわらず550円(税込)の配送料がかかります。公式FAQは金額の範囲を示さず「カートで表示される配送料をご確認ください」としているため、実額は住所を登録して確認してください。
10. オーケーネットスーパー

首都圏で高品質・低価格を掲げるオーケーのネットスーパーです。
12社の中でただ1社、送料を定額ではなく「商品代金(税抜)の3パーセント」という率で設定しています。
ただし利用には条件があります。
オーケークラブ会員限定のサービスで、申込に別途200円(税込)が必要です。
さらに注文は10,000円(税抜)からで、少額の買い物には使えません。
まとめ買いを前提に、送料を率で抑えたい家庭向けの設計です。
強み- 送料が商品代金の3パーセントで決まり、まとめ買いでも定額制より安く収まる場合がある
- 実店舗と同じ低価格の商品をそのまま注文できる
- 買い物の量に応じて送料が自動的に調整され、回数を分けても総額が変わらない
- 会員登録前でも送料の計算方法が公式サイトに明記されている
| 送料(税込) | 送料が無料になる条件 | 最低注文金額 | 最短のお届け |
|---|---|---|---|
| 商品代金合計(税抜)の3パーセント | 記載なし | 10,000円(税抜) | 要問い合わせ |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | オーケー株式会社 |
| 配達エリア | ネットスーパー稼働店舗の周辺(郵便番号で判定。順次拡大予定) |
| 注文の締切時間 | 要問い合わせ |
| 取扱品目数 | 要問い合わせ |
| 貯まるポイント | 要問い合わせ |
| 置き配の可否 | 要問い合わせ |
| 支払い方法 | 要問い合わせ |
| 公式サイト | ok-netsuper.com |
※ オーケークラブ会員限定のサービスで、申込に別途200円(税込)が必要です。一部の商品については、当該商品の本体価格の10パーセントが加算されます。
11. ダイエーネットスーパー

関西で店舗網を持つダイエーのネットスーパーです。
対応エリアは大阪府と兵庫県の2府県に限られ、首都圏の対応店舗はありません。
比較記事の多くが全国向けのおすすめとして紹介していますが、東京都はエリア外です。
店舗案内のナビゲーションには京都へのリンクがあるものの、その配下にネットスーパーの店舗は1件も掲載されていません。
大阪市淀川区西中島(532-0011)で調べたところ、江坂公園前店が案内されました。
近畿にお住まいなら、チラシの特売品をそのまま注文できる実店舗型の利点を受けられます。
強み- 大阪府と兵庫県の住宅地を、店舗ごとの担当エリアで細かくカバーする
- 郵便番号を入れるだけで担当店舗を確認できる
- 会員登録をしなくても、郵便番号を入れるだけで担当店舗の配達料金と締切時間が分かる
- イオンオーナーズカードやPayPayに対応している
| 送料(税込) | 送料が無料になる条件 | 最低注文金額 | 最短のお届け |
|---|---|---|---|
| 担当店舗と配達便ごとに設定(江坂公園前店の例は330円) | 店舗ごとに設定(江坂公園前店の例は6,000円以上) | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ダイエー |
| 配達エリア | 大阪府・兵庫県 |
| 注文の締切時間 | 担当店舗ごとに設定 |
| 取扱品目数 | 要問い合わせ |
| 貯まるポイント | 要問い合わせ |
| 置き配の可否 | 要問い合わせ |
| 支払い方法 | PayPay、UCカードほか(詳細は要問い合わせ) |
| 公式サイト | netsuper.daiei.co.jp |
※ 配送料は担当店舗と配達便ごとに異なります。店舗案内から郵便番号を入力すると、会員登録をしなくても担当店舗の配達料金と締切時間を確認できます。江坂公園前店の場合は配達料330円(税込)、6,000円以上の購入で無料、不在時の再配達手数料は440円(税込)でした。
12. ネットスーパーオークワ
概要和歌山を発祥とし、関西と東海に店舗を持つオークワのネットスーパーです。
入会金と年会費は無料で、実店舗の生鮮品や日用品10,000点以上を注文できます。
配送料は店舗ごとに設定されており、たとえば河内長野店では1回550円(税込)、5,000円(税抜)以上の購入で無料になります。
1日3便制で、便ごとに締切時刻が決まっている点は実店舗型らしい運用です。
強み- 入会金・年会費が無料で、使わない月の負担がない
- 5,000円(税抜)以上で配送料が無料になる(河内長野店の例)
- 1日3便制で、午後から夕方までの受け取り時間を選べる
- 近隣エリアなら即日、県内の広域エリアなら翌日に届く
| 送料(税込) | 送料が無料になる条件 | 最低注文金額 | 最短のお届け |
|---|---|---|---|
| 550円(河内長野店の例。店舗により異なる) | 5,000円(税抜)以上(河内長野店の例) | 記載なし | 近隣エリアは即日 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社オークワ |
| 配達エリア | 関西・東海の対応店舗の周辺 |
| 注文の締切時間 | 1便9時30分/2便12時/3便14時30分(河内長野店の例) |
| 取扱品目数 | 10,000点以上 |
| 貯まるポイント | 要問い合わせ |
| 置き配の可否 | 要問い合わせ |
| 支払い方法 | 代金引換またはクレジットカード(店舗受取はクレジットカードのみ) |
| 公式サイト | www.okuwa.net/netshop |
※ 配送料と配達時間は担当店舗ごとに異なります。記載の条件は河内長野店の例で、配達時間は1便13時〜15時30分、2便15時30分〜18時、3便17時30分〜19時です。
ネットスーパー12社の送料と最低注文金額と配達エリアの比較一覧

12社の条件を1つの表にまとめました。
東京と大阪の欄は、実際に郵便番号を入力して確認した結果です。
東京は世田谷区三軒茶屋(154-0024)、大阪は大阪市淀川区西中島(532-0011)を使っています。
| サービス | 送料(税込) | 送料無料の条件 | 最低注文金額 | 東京 | 大阪 |
|---|---|---|---|---|---|
| イオンネットスーパー | 店舗により異なる(実測165〜550円) | 要問い合わせ(店舗受取は無料) | 500円(税抜) | ○ | ○ |
| ライフネットスーパー | 220〜440円 | 本体8,000円(税抜)以上 | 2,000円(税抜) | 要確認 | 要確認 |
| 楽天マート | 330〜1,100円 | プラン加入かつ対象エリアで3,500円以上 | 要問い合わせ | ○ | ✕ |
| Green Beans | 0〜1,100円 | 12,000円(税抜)以上 | 4,000円(税抜) | ○ | ✕ |
| イトーヨーカドー by ONIGO | 330〜490円+少額手数料0〜440円 | 12,000円以上 | 要問い合わせ | 要確認 | 要確認 |
| Amazonフレッシュ | 490円(会員)/690円(非会員) | 会員が10,000円以上を注文 | 4,000円 | 要確認 | 要確認 |
| マルエツ | 220円 | 店舗受取 | 1,500円(税込) | ○ | ✕ |
| 東急ストア | 330〜550円 | 上位3ステージの会員が申込 | 記載なし | 要確認 | ✕ |
| 7NOW | 110〜550円 | 記載なし | 1,000円(税抜) | 要確認 | 要確認 |
| オーケーネットスーパー | 商品代金の3% | 記載なし | 10,000円(税抜) | 要確認 | ✕ |
| ダイエーネットスーパー | 店舗ごとに設定(例330円) | 店舗ごとに設定(例6,000円以上) | 要問い合わせ | ✕ | ○ |
| ネットスーパーオークワ | 550円(店舗例) | 5,000円(税抜)以上 | 記載なし | ✕ | 要確認 |
※1 「要確認」は、サービス自体は該当エリアに展開しているものの、町丁目単位の可否を公式サイトで判定する必要があるものです。
※2 「要問い合わせ」は、公式サイトに金額や条件の記載が見当たらなかった項目です。第三者サイトの数字は採用していません。
※3 送料と条件は2026年8月31日時点で各社の公式サイトに掲載されていた内容です。キャンペーンによって変動します。
この表でまず見ていただきたいのは、右端の2列に「✕」が6つ並んでいることです。
人気ランキングの上位に置かれているサービスであっても、住んでいる場所によっては申し込みの画面にすら進めません。
送料の安さを比べるのは、その次の話になります。
もうひとつ目を引くのが、イトーヨーカドー by ONIGOの「+少額手数料」です。
この社だけは配送料とは別に、注文額に応じた手数料が上乗せされます。
表の送料欄だけを見比べていると見落とす費用で、次のセクションの試算ではここが結果を左右します。
失敗しないネットスーパーの選び方は5つのポイントで決まります

選ぶ順番を間違えると、時間を無駄にします。
品揃えや価格から比べ始めた人は、最後に配達エリアで弾かれて振り出しに戻ることになります。
最初に確認すべきは、自宅が配達エリアに入っているかどうかです。
ここでは、確認すべき5つのポイントを、判断に効く順に並べています。
上から順に潰していけば、候補となるサービスは自然に1社か2社まで絞られます。
- 郵便番号を入れて、配達エリアに入っているかを確かめる
- 送料と最低注文金額が、いつもの買い物の金額と噛み合うかを見る
- 生鮮と日用品のどちらを主に買うかで、品揃えの方向性を決める
- 受け取れる時間帯から逆算して、配達スピードと時間指定を確認する
- 普段使っているポイントと支払い方法に合わせる
自宅が配達エリアに入っているかを郵便番号で確かめる
どのサービスを検討する場合でも、公式サイトの郵便番号検索を最初に使ってください。
ネットスーパーは近隣店舗や物流センターから配送するしくみのため、全国一律で使えるサービスはほとんど存在しません。
実際に調べると差は歴然です。
ダイエーネットスーパーは大阪府と兵庫県の2府県のみ、Green Beansは東京・千葉・神奈川・埼玉・茨城の1都4県のみが対象でした。
楽天マートは公式の配送エリアページに「掲載のない都道府県は配送エリア対象外になります」と明記したうえで、東京・神奈川・千葉・埼玉の4都県だけを挙げています。
マルエツも首都圏4都県の一部、オークワは関西と東海が中心です。
比較記事のランキングで上位に載っていても、これらは住所によって申し込めません。
判定にかかる時間は10秒ほどです。
イオンネットスーパーとダイエーネットスーパーはトップページに郵便番号の入力欄があり、会員登録をしなくても担当店舗が表示されます。
候補を3社ほど挙げてから、まとめて郵便番号を入れると効率よく絞り込めます。
送料と最低注文金額は1回の買い物にいくら上乗せされるかで見る
送料は金額そのものではなく、いつもの買い物の金額に対して何パーセントになるかで比べてください。
同じ330円でも、3,000円の買い物なら11パーセント、10,000円の買い物なら3.3パーセントで、負担の重さはまるで違います。
最低注文金額も同時に確認します。
ここは社ごとの開きが大きい項目です。
イオンネットスーパーは500円(税抜)から、マルエツは1,500円(税込)から注文できます。
一方でGreen BeansとAmazonフレッシュは4,000円から、オーケーネットスーパーにいたっては10,000円(税抜)からで、少額の買い足しには使えません。
もうひとつ見落としやすいのが、送料以外の手数料です。
楽天マートは後払いを選ぶと330円、不在で再配送になると440円がかかります。
マルエツの代金引換は100円(税抜)、オーケーネットスーパーは申込そのものに200円(税込)が必要です。
支払い方法や会員資格を変えるだけで数百円が動きます。
品揃えは生鮮と日用品のどちらを主に買うかで決める
品揃えは点数の多さではなく、自分がよく買うカテゴリの厚みで判断します。
米や飲料や洗剤といった重量物を運んでもらうことが目的なら、日用品の取り扱いが充実している社を選びます。
店舗型のサービスは、担当店舗の売り場にある商品が基準になります。
チラシの特売品をそのまま注文できるのは店舗型の利点で、ダイエーネットスーパーやオークワはこの方式です。
ただし、その店舗が扱わない商品は選べません。
公表している点数を並べてみます、ライフネットスーパーが平均15,000点以上、オークワが10,000点以上、ONIGOが約8,000〜9,000点です。
センター型のGreen Beansは、売り場面積の制約を受けないぶん品揃えの幅が広くなります。
7NOWはコンビニの棚にある品が中心なので、大量の買い出しではなく切らした物を足す用途に向きます。
配達スピードと時間指定は受け取れる時間帯から逆算する
配達の速さを比べる前に、自分が確実に家にいられる時間帯を先に決めてください。
最短20分で届いても、その時間に受け取れなければ意味がありません。
時間の使い方は社によってはっきり分かれます。
7NOWは最短20分、Amazonフレッシュは最短約2時間、ライフネットスーパーは最短3時間です。
ONIGOは1時間単位で枠を指定できます。
一方でマルエツは12時から20時の間の配達で、便は選べますが時刻の指定はできません。
受け取れる時間が読めない共働き世帯には、置き配に対応している社が現実的な答えになります。
ONIGOはカート画面から指定でき、イオンネットスーパーには置き楽サービスがあります。
楽天マートは置き配手数料110円で、月額550円のプランに加入すれば無料になります。
支払い方法とポイント還元は普段使っているポイントに合わせる
ポイントは還元率の高さではなく、自分がすでに貯めている種類かどうかで選んでください。
使う予定のないポイントが貯まっても、家計の助けにはなりません。
主要な社の対応は分かれています。
楽天マートなら楽天ポイント、Green Beansとイオンネットスーパーは共通してWAON POINTです。
マルエツだけはWAON POINTとイグニカポイントのどちらかを選べます。
東急ストアはポイントよりも送料の面で効きます。
支払いに使うカードの種類で、送料が下がる基準額が5,000円から3,900円に変わるためです。
上位3ステージの会員なら、申込をすることで配送料そのものが0円になります。
支払い方法の幅も確認しておきます。
現金で払いたい場合は代金引換に対応している社が必要で、イオンネットスーパー、マルエツ、オークワ、東急ストアが対応しています。
ONIGOは配達時の現金払いに対応しています。
目的別に見るとどのネットスーパーがおすすめか

ここまでの5つのポイントを、生活の形に当てはめて整理します。
同じ条件でも、世帯の人数と受け取れる時間によって最適な社は変わります。
以下は、調査時点の各社の条件から導いた組み合わせです。
いずれの場合も、最初に郵便番号で配達エリアを確認する手順は変わりません。
共働きで受け取れる時間が読めない世帯
受け取りの確実性を最優先にするなら、置き配に対応していて、時間帯を細かく指定できる社を選びます。
具体的にはONIGOとイオンネットスーパーが候補になります。
ONIGOは1時間単位で枠を選べるため、帰宅時刻が読める日はその枠に合わせられます。
読めない日はカート画面で置き配を指定すれば、在宅していなくても受け取れます。
イオンネットスーパーの置き楽サービスも同じ目的に使えます。
こちらは会員登録の前に配送料が分かるため、月にいくらかかるかを先に計算してから始められます。
首都圏にお住まいで楽天ポイントを貯めている家庭なら、月額550円のプランで置き配手数料が無料になる楽天マートも選択肢に入ります。
米や水など重い荷物をまとめ買いしたい世帯
まとめ買いをするなら、一定額を超えると送料が無料になる社が有利です。
ONIGOは12,000円(税込)以上、Green Beansは12,000円(税抜)以上、Amazonフレッシュはプライム会員が10,000円以上を注文した場合に無料になります。
重量物をまとめて買う家庭なら、この金額には届きやすくなります。
逆に言えば、無料ラインに届かない買い方をすると、この3社はもっとも送料が高い部類に入ります。
ONIGOは6,000円未満で490円、Amazonフレッシュは非会員なら690円です。
オーケーネットスーパーは、まとめ買い前提の家庭にとって独特の選択肢になります。
送料が商品代金の3パーセントで決まるため、20,000円(税抜)の注文なら送料は600円です。
定額制の社と比べて高くなる場面もありますが、買い物の回数を分けても月間の総額が変わらないという性質があります。
離れて暮らす親のために注文したい人
親の住まいの郵便番号で配達エリアを確認し、支払いは自分のカードで、届け先は親の住所に設定できる社を選びます。
イオンネットスーパーは本州(東北を除く)と四国をカバーしており、地方に住む親への手配にも使いやすい社です。
ただし北海道と東北は、このイオンネットスーパーの対象外です。
両地域には別運営のイオン北海道ネットスーパーとイオン東北ネットスーパーがあるため、そちらを確認してください。
この用途は、社会全体で見ても需要が増えています。
農林水産省は、店舗まで直線距離で500メートル以上あり、かつ自動車を利用できない65歳以上の人を「食料品アクセス困難人口」と呼んで人数を推計しています。
その結果として、2020年時点で全国904万人、うち75歳以上が566万人という数字が公表されています。
買い物の負担は、体力の問題であると同時に住む場所の問題でもあります。
置き配を使う場合は、親が受け取り方を理解しているかを事前に確認してください。
玄関前に置かれた商品に気づかず、生鮮品を傷ませてしまう事故が起こり得ます。
対面での受け取りを指定したほうが安全な場合もあります。
少量ずつ買いたい単身世帯
一度に買う金額が小さい世帯は、最低注文金額の低さと、送料の絶対額で選びます。
イオンネットスーパーは500円(税抜)から注文でき、マルエツは1,500円(税込)から送料220円で届きます。
この2社が現実的な候補です。
逆に、避けたほうがよい社もはっきりしています。
オーケーネットスーパーは10,000円(税抜)からしか注文できません。
Green BeansとAmazonフレッシュも4,000円からです。
送料の安さだけを見て選ぶと、そもそも注文が成立しません。
買い忘れの穴埋めが主な用途なら、7NOWが選択肢になります。
最短20分で届き、配送料は110円から550円の範囲です。
デリバリーの最低注文金額は1,000円(税抜)で、店頭で受け取るモバイルオーダーなら制限はありません。
週末のまとめ買いはスーパーで、平日の穴埋めは7NOWでという使い分けをしている家庭もあります。
ネットスーパーのメリットと利用前に知っておきたいデメリット

ネットスーパーの価値は「楽になること」だけではありません。
買い物にかけていた時間と体力が丸ごと空くため、その時間を何に振り向けるかまで含めて損得を考える必要があります。
同時に、実店舗では起きない不便も生まれます。
使い始めてから気づくと解約につながるため、先に把握しておきます。
メリットは移動と運搬にかかる時間と体力がなくなること
最大の利点は、買い物という家事から「移動」と「運搬」の工程が消えることです。
往復の移動、レジの行列、駐車場の出入り、玄関までの荷運びが、注文の数分間に置き換わります。
金額に換算すると差が見えます。
週2回スーパーへ行き、往復と店内で1回1時間かかっている家庭なら、月におよそ8時間を使っています。
この8時間が、送料330円×週1回=月1,320円で買い戻せるなら、時間あたり165円の計算です。
副次的な効果として、買いすぎが減るという声もあります。
実店舗では目に入った商品をかごに入れてしまいますが、画面上で必要な物を検索して買う形だと、衝動買いが起きにくくなります。
カートの合計金額が常に表示されている点も、予算管理には有利に働きます。
デメリットは送料と欠品と生鮮品を自分で選べないこと
不便の中心にあるのは送料です。
実店舗なら0円の「持ち帰る作業」に、毎回110円から930円を払うことになります。
この負担がどれくらいの重さになるかは、次のセクションで具体的に計算します。
2つ目は欠品です。
注文した時点で在庫があっても、実際に店舗スタッフが売り場から集める段階で品切れになることがあります。
代替品を届けるか、その商品を抜いて届けるかは、注文時の設定で選べる社が多くなっています。
3つ目は、生鮮品を自分の目で選べないことです。
魚の切り身の厚み、バナナの熟し具合、野菜の大きさは、店舗のスタッフが代わりに判断します。
届いた品に納得できないことは起こり得ます。
鮮度への基準が厳しい人ほど、この点は事前に理解しておく必要があります。
デメリットは使い方の工夫でどこまで小さくできるか
3つの不便のうち、送料と欠品は工夫で小さくできます。
生鮮品を選べない点だけは、実店舗との併用でしか埋まりません。
送料は、無料になるラインに合わせて買い方を変えるだけで大きく変わります。
ONIGOなら12,000円(税込)、Amazonフレッシュのプライム会員なら10,000円が境目です。
東急ストアの場合は、支払うカードによって基準が3,900円か5,000円に分かれます。
週2回に分けて4,000円ずつ買うより、週1回8,000円をまとめて買ったほうが送料は安くなります。
欠品は、代替品の受け取り可否をあらかじめ設定しておくことで対応できます。
銘柄にこだわりのない日用品は代替品を許可し、こだわりのある食材は欠品のまま届けてもらう。
この設定を最初に済ませておけば、届いてから困る場面が減ります。
送料と手数料は注文額の何パーセントを占めるのかを試算しました

ここからは、この記事の中心になる計算です。
各サービスが公表しているのは送料の「金額」ですが、家計に効くのはその金額が買い物の総額に対して何パーセントを占めるかです。
以下の試算は、2026年8月31日時点で各社の公式サイトに掲載されていた条件をもとに計算しています。
送料を店舗ごとにしか公開していないダイエーネットスーパーと、枠によって0円から1,100円まで変動するGreen Beansは、1つの金額に定まらないため表から外しています。
オーケーネットスーパーは注文が10,000円(税抜)からのため、5,000円の比較には登場しません。
1回5000円の注文なら上乗せ率は何パーセントになるか
同じ5,000円の買い物で、上乗せ率は4.4パーセントから14.2パーセントまで開きます。
| サービス | 5,000円注文時の送料 | 上乗せ率 |
|---|---|---|
| マルエツ | 220円 | 4.4% |
| イオンネットスーパー(実測2地点) | 330円 | 6.6% |
| 東急ストア(特典対象カードで支払い) | 330円 | 6.6% |
| ライフネットスーパー | 330円 | 6.6% |
| 楽天マート(下限の場合) | 330円 | 6.6% |
| Amazonフレッシュ(プライム会員) | 490円 | 9.8% |
| ネットスーパーオークワ(河内長野店) | 550円 | 11.0% |
| Amazonフレッシュ(非会員) | 690円 | 13.8% |
| イトーヨーカドー by ONIGO | 710円(配送料490円+少額手数料220円) | 14.2% |
差は最大で9.8ポイントです。
月に4回使えば、マルエツとイトーヨーカドー by ONIGOの間で年間23,520円の開きが生まれます。
同じ商品を同じだけ買っていても、これだけの金額が配送の対価として消えていきます。
この表でいちばん注意していただきたいのが最下段です。
イトーヨーカドー by ONIGOは、比較表の送料欄だけを見ると490円で中位に見えます。
しかし配送料とは別に少額手数料220円が加算されるため、実際の負担は12社でもっとも重くなります。
率が注文額によって動く点も見落とせません。
同じ社で3,000円の注文をすると、配送料490円に少額手数料440円が乗って930円になり、上乗せ率は31.0パーセントに達します。
買った金額の3割近くが配送の代金です。
少額をこまめに注文する使い方は、送料の面でもっとも不利になります。
週1回のまとめ買いと週2回の小分けで総額が逆転する分岐点
月の食費を32,000円と仮定して、買い方を2通りで比べます。
週1回8,000円をまとめて買う場合と、週2回4,000円ずつ買う場合です。
| サービス | 週1回8,000円×4回の月間送料 | 週2回4,000円×8回の月間送料 | 差額 |
|---|---|---|---|
| イトーヨーカドー by ONIGO | 1,320円(330円×4回) | 7,440円(930円×8回) | 6,120円 |
| 東急ストア(特典対象外のカード) | 1,320円 | 4,400円(550円×8回) | 3,080円 |
| ライフネットスーパー | 0円(本体8,000円以上で無料) | 2,640円(330円×8回) | 2,640円 |
| Amazonフレッシュ(プライム会員) | 1,960円 | 3,920円 | 1,960円 |
| イオンネットスーパー(実測2地点) | 1,320円 | 2,640円 | 1,320円 |
| マルエツ | 880円(220円×4回) | 1,760円(220円×8回) | 880円 |
| オーケーネットスーパー | 約873円 | 約873円 | 0円 |
分岐点は社によってまったく違います。
イトーヨーカドー by ONIGOは、買い方を変えるだけで月6,120円、年間73,440円が動きます。
8,000円なら配送料330円で少額手数料は無料ですが、4,000円だと配送料490円に手数料440円が乗って930円になるためです。
同じ月の食費でも、回数を分けた瞬間に負担が5倍以上に膨らみます。
ライフネットスーパーも効き方が大きい社です。
本体価格8,000円(税抜)以上で配達料が無料になるため、週1回にまとめれば月2,640円、年間31,680円が浮きます。
一方でオーケーネットスーパーは、買い方を変えても月間の送料が変わりません。
送料が率で決まるため、何回に分けても総額が同じになるからです。
注文の回数を我慢する必要がないという点では、他のどの社とも違う性質を持っています。
ただし1回あたり10,000円(税抜)以上という条件があるため、月に2回か3回が上限になります。
つまり「まとめ買いのほうが得」という一般論は、選んだ社によって効き方がまったく違います。
まず送料の決まり方を確認し、そのうえで買い方を決めるのが正しい順序です。
ポイント還元を差し引いた実質の上乗せ率で比べ直す
送料の負担は、ポイント還元でいくらか戻ってきます。
還元分を差し引いた実質の上乗せ率で見ると、順位が変わる社があります。
マルエツのWAON POINTは200円(税抜)ごとに1ポイント、イグニカポイントは100円(税抜)ごとに1ポイントです。
5,000円(税込=税抜約4,545円)の買い物なら、イグニカポイントを選んだ場合におよそ45ポイントが戻ります。
送料220円から45円分を引くと実質175円となり、上乗せ率は4.4パーセントから3.5パーセントに下がります。
ただし、還元率だけで選ぶのは危険です。
使う予定のないポイントは、家計にとって0円と同じだからです。
楽天ポイントを普段の買い物で使っている家庭が楽天マートを選ぶ、イオン系の店舗をよく使う家庭がイオンネットスーパーやGreen Beansを選ぶ。
この判断のほうが、還元率の小数点以下を比べるよりも確実に効きます。
東急ストアの場合は、ポイントよりも支払い方法の選択が効きます。
特典対象のカードに変えるだけで、送料が下がる基準額が5,000円から3,900円になり、上の表で見たとおり年間で36,960円が動く可能性があります。
注文から受け取りまでの流れと当日に届かないときの注意点

初めて使う日に迷わないよう、注文から受け取りまでの手順を整理します。
どの社でも大枠の流れは共通で、違うのは配送枠の取り方と受け取り方法だけです。
あわせて、当日に届かない場合や、届いた品に問題があった場合の対応も押さえておきます。
ここを知らないまま使うと、トラブルのときに何をすればよいか分からなくなります。
注文から受け取りまでの手順
公式サイトのトップページにある入力欄に郵便番号を入れます。
担当店舗が表示されれば利用できます。
会員登録の前に確認できる社が多く、ここで対象外と分かれば次の候補へ進みます。
氏名、住所、電話番号、支払い方法を登録します。
マンションの場合は部屋番号とオートロックの有無まで正確に入れてください。
ここが曖昧だと、配達員が入館できず持ち戻りになります。
商品を選んだら、受け取れる日時の枠を選びます。
枠は先着で埋まるため、夕方や土日の枠は早めに押さえておくと確実です。
代替品を受け取るか、その商品を抜いてもらうかを選びます。
カート画面で送料と手数料の合計を確認してから、注文を確定します。
対面の場合はその場で、置き配の場合は回収したあとに中身を確認します。
傷みや欠品があれば、この時点で連絡します。
欠品と代替品の扱いは注文前に設定できます
欠品は、ネットスーパーでもっとも起こりやすいトラブルです。
注文の時点で在庫があっても、スタッフが売り場から商品を集める段階で品切れになることがあります。
多くの社では、注文時に「代替品を希望するか」を選べます。
トイレットペーパーや牛乳のように銘柄へのこだわりが小さい品は代替品を許可し、特定のメーカーでなければ困る調味料や離乳食は欠品のままにしておく。
品目ごとに方針を決めておくと、届いてから困る場面が減ります。
代替品が届いた場合、価格差の扱いは社によって異なります。
注文した商品より高い品が届いたときに差額を請求されるのか、同額で提供されるのかは、利用規約の記載を確認してください。
置き配と再配達の条件は各社で違います
置き配の対応は社ごとに大きく分かれます。
ONIGOはカート画面で指定でき、イオンネットスーパーには置き楽サービスがあります。
楽天マートは手数料110円で、月額550円のプランに加入すれば無料です。
ONIGOでは、酒類を含む注文と現金払いの場合は対面配達になります。
再配達の扱いも確認が必要です。
楽天マートは不在による再配送に440円(税込)、変更受付時間を過ぎたキャンセルに440円(税込)がかかります。
生鮮品を扱う都合上、宅配便のように何度でも無料で持ち直してもらえるとは限りません。
なお、ネットスーパーの注文は法律上の通信販売にあたります。
消費者庁は特定商取引法ガイドで、通信販売の広告に返品の条件を表示する義務があると説明しています。
返品に関する事項(返品の可否・返品の期間等条件、返品の送料負担の有無)
>
※上記は表示事項の省略が認められない項目です。
つまり、返品できるかどうかは各社が広告や規約で示している条件によって決まります。
生鮮品は品質の性質上、返品不可としている社が多いため、届いた時点での確認が実質的な最後の砦になります。
ネットスーパーのよくある質問

- 実店舗と同じ価格で買えますか。
-
社によって異なります。
ダイエーネットスーパーのように「ネットスーパー価格」を設定している社もあれば、チラシ掲載の特売価格をそのまま適用する社もあります。
オークワは日替わり商品や特価品をチラシの価格で注文できます。
価格の考え方は各社の利用ガイドに明記されているため、申し込む前に確認してください。
- 配送料が無料になるサービスはありますか。
-
あります。
ONIGOは12,000円(税込)以上、Green Beansは12,000円(税抜)以上、Amazonフレッシュはプライム会員が10,000円以上を注文した場合に無料になります。
東急ストアは、ポイントプログラムの上位3ステージにいる会員が申込をすれば無料になります。
イオンネットスーパーとマルエツは、店舗やピックアップステーションで受け取る方法を選べば配送料がかかりません。
- 一人暮らしでも使えますか。
-
使えますが、社の選び方に注意が必要です。
最低注文金額が低い社を選べば、少量の買い物でも注文できます。
イオンネットスーパーは500円(税抜)から、マルエツは1,500円(税込)から利用できます。
一方でGreen BeansとAmazonフレッシュは4,000円から、オーケーネットスーパーは10,000円(税抜)からのため、一人暮らしの1回分の買い物では届かないことがあります。
- 置き配は使えますか。
-
対応している社なら使えます。
ONIGO、イオンネットスーパー、楽天マートが対応しています。
ただし酒類を含む注文や現金払いの場合は対面での受け取りになる社があり、地域や担当店舗によって利用できないこともあります。
- 引っ越したあとも同じサービスを使い続けられますか。
-
配達エリアによります。
楽天マートは首都圏の4都県だけ、ダイエーネットスーパーは大阪府と兵庫県だけ、Green Beansは1都4県だけが対象のため、地域をまたぐ転居では使えなくなります。
首都圏と近畿の両方に店舗網を持つのはイオンネットスーパーとライフネットスーパーで、この2社であれば転居後も同じサービスを続けやすくなります。
まとめとして自分に合うネットスーパーの選び方を振り返ります

ネットスーパーおすすめ12社を、人気の高さではなく公式サイトの実データで比較してきました。
最後に判断の軸をもう一度整理します。
最初にやることは、郵便番号を入れて配達エリアを確認することです。
この記事の比較一覧で「✕」が並んでいたとおり、ランキング上位のサービスでも住所によっては申し込めません。
楽天マートは首都圏4都県のみ、ダイエーネットスーパーは大阪府と兵庫県のみ、Green Beansは1都4県のみです。
エリアの条件を満たすサービスが複数残ったら、次は送料の上乗せ率で比べます。
1回5,000円の買い物なら、上乗せ率は4.4パーセントから14.2パーセントまで開きました。
月4回使えば年間で23,520円の差になります。
そのうえで、自分の買い方に合う送料の決まり方を選びます。
まとめ買いをするならライフネットスーパーのように無料ラインのある社が効き、回数を分けたいならオーケーネットスーパーのように買い方で総額が変わらない社が向いています。
イトーヨーカドー by ONIGOを回数を分けて使うと、年間73,440円を余計に払うことになります。
最後に、受け取れる時間帯と普段使っているポイントで絞り込めば、候補は1社に定まります。
迷ったら、本州(東北を除く)と四国をカバーし、会員登録の前に配送料が分かるイオンネットスーパーから試すのが失敗しにくい選択です。
負担額を知ってから始められる社は、12社の中でも多くありません。

