大阪で有名なおでん屋さん「花くじら」 安くてうまい!が大好きな大阪人の心をしっかりつかんで離さない大人気のお店です。 そして、かわいらしい名前の通り「鯨(くじら)」のおでんを楽しむことができます。
今回は梅田スカイビルに程近い「花くじら 北店」におじゃましました。
※記事内で紹介している「北店」は閉店しています。「本店」と「歩店」は現在も営業しています。
さっそく店内へ
店内にはコの字型のカウンターがあり、10人ほどが座れます。
写真左側のすだれのところに4人ほどが座れるテーブル席もあります。花くじら北店は開店して20年ほど経っているとのことですが、お店の中はとてもきれいです。
おでん屋さんは初めてだったのでドキドキしたけど、店内は明るい雰囲気で入りやすくて女性も気軽に通えそうです。
ちなみに僕が行ったのは、平日の営業開始して間もない17時ごろ。
お客さんは向かい側におじちゃん2人と、食べている途中で仕事帰りのサラリーマン2組が入店してきただけだったので、ゆっくりとおでんを楽しめました。
花くじらは普段、行列ができる人気のおでん店。待ち時間無く入れたのはとてもラッキーでした。 まあ、たまには明るいうちからビールで乾杯するのもいいよね!
リーズナブルなメニュー
「花くじら」のメニューはオーソドックスなものから季節もの、もちろん鯨(くじら)まで、さまざまなものが並びます。
そしてお値段は大体100円から300円と大変お財布に優しいのです! 鯨のおでんや季節のものなどは少し値が張りますが、それでも高くて800円程度。
透き通ったお出汁の中を踊るおでんの具たち。
たくさん食べちゃうぞっ!
とりあえず、ビールで乾杯! 明るいうちからのビールはやっぱり最高!
定番から鯨まで種類豊富なおでん種
さっそくおでんを注文。
まずは定番のはんぺん、大根、ひらてんです。 大根には最初から七味がかけられています。
どれも味がしみていておいしい! 薄味のあっさりしたお出汁は、具材の味を引き立ててくれます。 大根にかかった七味もいいアクセント!
こちらは大根をはさんで、たまごとUFO! UFO…なんともミステリアスな名前ですが、白身魚のすり身を揚げたものです。
ふわっとしてお出汁をめいっぱい吸ったUFO。ああ、さらわれてしまいたい!
続いて、ねぎ袋。
巾着の中には、これでもかというほどにネギが入っています。
食べてみると、ネギの香りが口いっぱいに広がります。
一緒に入っている生姜がネギの青臭さを消してくれていて、大変おいしくいただけました!
ただ、ネギがばらけちゃうから上手に食べてよね!
そして、いよいよ鯨のおでん登場です。
僕が注文したのは「ころ」という、鯨の皮から皮下脂肪にかけての部位。
ふわふわでしっとりとした食感と、少しクセのある大人な味がやみつきになります。
クセが強くて食べにくいという鯨のイメージが、ころっと変わっちゃいました!「ころ」だけにね!
こちらも絶品、数量限定の「剣先げそ」 ぷりっぷりなんですが、とってもやわらかい! 歯がまるでテンピュールの枕で夢を見ているような心地です。
ふう、おなかいっぱい!ごちそうさまでした! 最後は店員さんと一枚。
「あっ…あ、握手しながら撮ってもらっていいですか…」 とドギマギしながらきいたら店員さんの笑顔が凍りついたので、乾杯してもらいました!優しい!
営業時間
「花くじら 北店」の営業時間は16:30から23:30まで。
年中無休ですが、お正月とお盆の時期にはお休みすることもあるので事前にホームページなどで確認してから行くと安心です。
ビリケンタクシーに遭遇!
おでんを食べて幸せいっぱいの僕の前に現れたのは「ビリケンタクシー」 タクシーの上にちょこんと幸運の神様であるビリケンさんが鎮座されています。
このタクシー「見れば小吉、乗れば大吉」といわれています。
それもそのはず、大阪を走る約2万台以上のタクシーのなかでわずか39台しかないレア中のレア。 乗れる確立は約1/500なんだとか。
残念ながら僕は乗れなかったので小吉ですが、見かけた方はぜひ乗って大吉になってみてください。 乗車すると記念のカードがもらえるとのことですよ!
まとめ
花くじらは大阪で有名なおでんの名店です。リーズナブルでおいしいおでんを目当てに、行列ができるのも珍しくありません。
今回、僕の行った時間は平日のオープン直後。順番待ちも無く、ゆっくりとおでんを楽しむことができました。この時間帯が穴場なのかもしれません。
おでんのメニューは豊富で、定番のものから鯨までさまざまです。
お出汁がとてもおいしくて、おでん種はどれも絶品! 大阪を訪れた際はぜひ行ってほしい名店のひとつです。
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