ねぎ焼き やまもと (1)
「ねぎ焼き」ってご存知ですか? 全国的にはあまり知られていませんが、お好み焼きとはひと味違った、粉もん天国大阪の名物のひとつです。

ねぎ焼きはその名の通り、小麦粉の生地にキャベツではなくネギが入っているのが一番の特徴。 また、お好み焼きとは違い、ソースではなくお醤油がかかっています。

そんな「ねぎ焼き」をいただこうと「やまもと 梅田エスト店」へおじゃましました。 「やまもと」はねぎ焼き発祥の店にして、大阪のお好み焼きランキングでも上位に入るほどの名店です。

さっそく店内へ

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梅田エスト店は入口のすぐ側にカウンター席があり、奥にテーブル席があります。

お店に入ってかわいくポーズする僕を、店員さんは絶妙な笑顔で迎えてくれました。

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カウンター席とテーブル席にはそれぞれ鉄板があって、あつあつのねぎ焼きを楽しむことができます。 うーん、全部おいしそう!なに食べよっかなあ。

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店内のいたるところには、やまもとのキャラクター「ねぎ三姉妹」が。 陽気に歌って踊る「ねぎ三姉妹」はなんだか大阪のおばちゃんのようで親しみがわきます。

粉もんがいっぱいのメニュー

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いろいろな種類のねぎ焼きメニューがあって悩んでしまいます。 元々はお好み焼き屋さんとだけあって、ねぎ焼き以外の粉もんのメニューも豊富です。

今回、ねぎ焼きはオーソドックスな「すじねぎ」と人気の「海鮮デラックスねぎ」を注文。 そのほかに「とん平」と、粉もんには欠かせない生ビールを注文しました!

定番の「すじねぎ」

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「すじねぎ」は牛すじとこんにゃくが入った、ねぎ焼きの定番といったところ。 外はカリカリ、中はふわふわという極上の食感です。

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口の中ではシャキシャキの甘いネギと、甘辛い牛すじとこんにゃくが見事なハーモニーを奏でます。

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そしてなんといっても、上にかかったお醤油の少し焦げたところが香ばしくてうまい!

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やっぱり、ビールがすすみますな。

具だくさんの「海鮮デラックスねぎ」

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人気の「海鮮デラックスねぎ」 デラックスという名にふさわしく、エビやイカがこれでもかと入った具だくさんな一枚です。

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ぷりぷりの海鮮がいっぱいなので、お口の中はもう幸せでいっぱいです。 お好み焼きとは違ってソースがかかっていないため、とてもあっさりしています。 そのせいか、ぺろっと食べられちゃうので最後の一枚に頼むなら「海鮮デラックスねぎ」!

かりかりジューシーな「とん平」

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あっさりしたねぎ焼きとは対照的な「とん平」 こちらはソースがかかっていて、こってりとしたおいしさが楽しめます。

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豚肉が二層になっていて、間にたまごが入っています。 口に運ぶと下の豚肉はかりかり、上からはジューシーな肉汁があふれ出します。

ソースがかかっていてこってりしていますが、たまごがまろやかにしてくれるので不思議とスイスイ食べられます!

行き方 完全ナビ!

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ねぎ焼き「やまもと 梅田エスト店」へ行くには「エスト」と「HEP FIVE」に挟まれた歩行者用通路を通ります。

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真っ赤なHep fiveの壁を伝っていくと…

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目的地はすぐそこ!

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「ねぎ三姉妹」が描かれた看板が目印。

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梅田エスト店の隣には「やまもとのたこ焼」もあります。

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「やまもと」の本店は十三にあり、新大阪、福島にも店舗があります。 近くに寄った際は是非、立ち寄ってみてください。

まとめ

ねぎ焼きはお好み焼き店を手伝ってくれる子供たちのまかないとして、「やまもと」の店主であるお母さんが考え出したそうです。やさしいお袋の味は初めて食べた人でもなんだか懐かしい気分にさせてくれます。

そんなねぎ焼きの「やまもと」では"あっさりとしたねぎ焼き"と"こってりとしたお好み焼きやとん平"を一緒に食べるのがおすすめ! あっさりとこってりの両方を食べられる粉もん屋さんは珍しいかもしれません。

ねぎ焼き「やまもと」で"大阪の粉もん"を楽しんでみてください!

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