【2019】大阪天神祭を完全ガイド!日程・見所・花火の穴場まで!


日本三大祭のひとつ『天神祭』。
大阪を代表する大きな祭で、毎年120 万人の人々が訪れます。

7月25日に行われる『奉納花火』は祭の最後を締めくくる大イベント。
行ったことがあるという人も多いのではないでしょうか。

しかし花火のイメージが大きく、「天神祭って何をするお祭りなの?」「花火以外の見所って何なの?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は天神祭の見どころや花火観賞の穴場スポットなどを徹底的にご紹介します!
これを読めば天神祭を100倍楽しめますよ!!

ナビゲーターは、神社をこよなく愛するライター・満井玲衣です!

天神祭の基本情報

天神祭とは?


天神祭とは、『大阪天満宮』にまつられている神様の生誕日にちなんで行われるお祭りのことです。
毎年130万人もの人が訪れる、大阪の夏の風物詩です。

大阪天満宮が建てられた2年後の天暦5年(951年)に始まったといわれています。
1000年以上続く、由緒あるお祭りなんですね。
その歴史の長さに驚きです!


お祭りでは大阪天満宮にまつられている学問の神様・菅原道真公(すがはらのみちざねこう)の御霊(みたま)を御鳳輦(ごほうれん)というおみこしに乗せ、氏地(うじち)をめぐり歩きます。

地域のお祭りだった天神祭は江戸時代には広く知られるようになり、『日本三大祭』のひとつに数えられるようになりました。

大阪天満宮の詳しい紹介はこちらの記事も参考にしてみてください。

天神祭の日程!いつからいつまで?


さぁ、そんな天神祭ですが、一体いつやっているのでしょうか?

天神祭が開催されるのは6月下旬吉日から7月25日までの約1か月間です。
期間中はさまざまな行事が行われます。

メインとなるのは宵宮(よいみや)の7月24日と、本宮(ほんみや)の7月25日の2日間
元々、菅原道真公の生誕の日にちなんで旧暦の6月25日に行われていましたが、明治時代に入り新暦の7月25日に行われるようになりました。

24日には『鉾流神事(ほこながししんじ)』や催太鼓(もよおしだいこ)、獅子舞などが氏地をめぐり歩きます。
そして、25日には『陸渡御(りくとぎょ)』や『船渡御(ふなとぎょ)』が行われ、たくさんの人々がつめかけます。

2018年は24日に18万5千人、25日に102万人が訪れたんだそう!

より詳しいタイムスケジュールは、天神祭総合情報サイトをご覧ください!

縁起物の「白蒸し」や「ハモ」を食べよう!


実は天神祭りの時期には、「これを食べるといい!」という縁起物の食べ物があるんです!

それが『白蒸し(しらむし)』。
もち米を蒸した上に梅干しをのせ、竹の皮で包んだものです。
もち米は腹持ちもよく、お腹を痛めにくいため、祭の参加者はこぞって食べるといいます。
作るのもよし、大阪天満宮の境内でも販売しているので買ってみるもよし。

祭の期間中はたくさんの屋台が並びますが、ぜひ白蒸しも食べてみてくださいね!


また、天神祭に欠かせないのはハモ料理

梅雨の水を飲んで大きくなり、産卵をひかえ脂がのったハモは夏が旬です。
湯引きしたものやつけ焼き、ハモ入りの白天などが食卓に並びます。

白蒸しやハモを食べて、祭気分を上げるのもオススメですよ!

天神祭に行くなら必ず覚えよう!「大阪締め」


『大阪締め』は手締めのひとつで、式典や商談成立、株主総会などの終わりに無事に済んだことを祝う手拍子のことです。
一本締めや三本締めが主流ですが、大阪ではこの大阪締めが有名。

まず「打ちま~しょ」でチョンチョンと2回手を打ちます。
さらに「もひとつせ~」でもう一度チョンチョンと2回。
そして最後は「祝うて三度」でチョチョンがチョンとリズムよく3回打ちます。

天神祭りのアクセス


天神祭は、広範囲で様々なイベントが行われています。
どこに向かえばいいか迷ったら、まずは地下鉄「南森町駅」かJR「大阪天満宮駅」を目指しましょう!
大阪天満宮に一番近く、周辺には出店もたくさん出ていますよ。

見所①ギャルみこし(7/23 12:00~)

 
ここで天神祭の見どころをご紹介します!

7月24日・25日がメインですが、23日にも『ギャルみこし』なるものが行われます。

ギャルみこしとは?

1981年から、『地域の振興と大阪文化の高揚、明るく楽しい街づくり』を目指して行われるようになりました。

正式名称は『天神祭女性御神輿』ですが、有名になるにつれ『ギャルみこし』と呼ばれるようになったんだとか。

近年では海外の参加者もあり、国際化しているんですよ!


わー! みなさん、かわいい! そして、かっこいい!!
写真からも「ワッショイ!!」と声が聞こえてきそうです。

担ぎ手は毎年、15歳~30歳までの健康的で体力に自信のある女性を募集し、審査します。
2次審査では重さ約70kgの天秤棒を担いだりもするんだとか!


おみこしが1基あたり200kgなので、こんな審査も必要なんですね。


ハッピも明るいデザインでかわいらしい!


背中には大阪天満宮の神紋が大きく描かれています。

赤は女性の元気さを、白は女性の清潔感を、青は大川の水を、そして石組模様は大阪城の石垣をイメージしているんだそう。

ギャルみこしのルート


『ギャルみこし』は7月23日12:00頃から天神橋筋商店街を巡行します。

夫婦橋北側から出発し、天六奉安所に向かって進みます。
到着後、折り返して大阪天満宮に宮入りします。
宮入り後再び天神橋筋商店街を北へ進み、天四南御旅所を通り、天六奉安所でフィナーレ。
休憩をはさみながらなんと約5時間かけて巡行するんです!

すごい…。本当に体力勝負だ…。


休憩所ではスイカを食べているみなさんの姿も。

スイカをほおばるみなさんを見ていると、こちらもほっこり笑顔になりますね!
ちなみに、大阪天満宮の宮入りは規制がかかるため入ることはできません。

また、商店街の中で幅が狭い場所だと、人が通るのがやっとのところも…。

ギャルみこしのアクセス・最寄り駅


ですから夫婦橋やJR『天満駅』付近、地下鉄『南森町駅』付近では比較的ゆっくり見られるのでオススメ!

女性のパワー全開のギャルみこし、ぜひご覧くださいね!

見所②陸渡御(7/25 15:30~18:00)


7月25日の本宮では『陸渡御(りくとぎょ)』と『船渡御ふなとぎょ)』が行われます。

私も早速『陸渡御』が行われる大阪天満宮の参道に来ましたが…人!人!!人!!!

陸渡御とは?


『陸渡御』は御鳳輦(ごほうれん)というおみこしに乗った神様に、神様が守っている土地をみていただくために、同じ土地に住む人々が行列を組んだのがはじまりだといわれています。

おみこしにお供する人々の数はなんと約3000人!

ここで行列の一部をご紹介します!


『催太鼓(もよおしだいこ)』
列の先陣を切る『催太鼓』は真紅の投頭巾をかぶった男性(願人)たちが特徴的です。


太鼓の下には丸太が敷かれ、体を大きく揺らしながら打つ『からうす』は大阪天満宮の境内で披露されます。

『からうす』は大阪府の無形民俗文化財にもなっており、その音と姿は圧巻です。


『猿田彦(さるたひこ)』
猿田彦(さるたひこ)は導きの神様。渡御(とぎょ)の列を先導してくれます。


『神鉾(かみほこ)』
宵宮(よいみや)で行われる『鉾流神事(ほこながししんじ)』で流される鉾を16倍にしたものが台車に乗せられています。

鉾は悪役を払う神器とされ、道を清める役目があります。


『地車(じぐるま)』
だんじり囃子で祭気分は一気に上昇!


江戸時代には70輌以上あったといわれる地車は、今ではこの地車のみ。貴重なんですね。


『猩々山車(しょうじょうだし)』
猩々(しょうじょう)とは中国の霊獣で、能の演目『猩猩』でも登場します。

お酒にまつわる物語から、酒造販売業者が参加する講(同一の信仰を持つ人々により結成された団体)のシンボルになっています。


『獅子舞(ししまい)』
子どもから大人まで毎年400名以上の踊り子が参加する一番大きな集団です。


傘踊りや四つ竹、梵天などを踊り、渡御列に華やかさを加えます!


この後にも、

『采女(うねめ)』『稚児(ちご)』『 文車(ふぐるま)』『 牛曳童児(うしひきどうじ)』『錦旗(みはた)』『風流花傘(ふうりゅうはながさ)』『神饌唐櫃(しんせんからびつ)』『総奉行(そうぶぎょう)』『前行(ぜんこう)』『 前衛(ぜんえい)』『御羽車(おはぐるま)』『御太刀(おんたち)』『御錦蓋(おきんがい)』『御菅蓋(おかんがい)』『御鳳輦(ごほうれん)』『神童(しんどう)』『斎主(さいしゅ)』『 鳳御輿(おおとりみこし)』『 玉御輿(たまみこし)』

と続いていきます。

詳しくは、天神祭総合情報サイトもご覧ください!

陸渡御のルート


大阪天満宮を出発した行列は大鳥居を抜け、老松通りを西へ進みます。

その後、新御堂を通り、大阪市役所中央公会堂を通ります。

そして、船渡御の乗船場である天神橋北詰まで約3km歩いていきます。

陸渡御のアクセス・最寄り駅


陸渡御の観覧スポットは、3か所あります。
陸渡御のスタート地点の「大阪天満宮」と、特別観覧席のある「中央公会堂」、船渡御の船へ乗り込む「天神橋」の3か所です。

大阪天満宮の最寄り駅はJR東西線『大阪天満宮駅』、地下鉄堺筋線・谷町線『南森町駅』です。

また、中央公会堂へは京阪本線・地下鉄御堂筋線『淀屋橋駅』が便利!

乗船場の天神橋へは京阪本線・地下鉄堺筋線『北浜駅』、京阪本線・地下鉄谷町線『天満橋駅』、京阪中之島線『なにわ橋駅』から徒歩10分ほどで到着します。

見所③船渡御(7/25 17:00頃~)

船渡御とは?


陸渡御(りくとぎょ)を終え、天神橋から乗船した一団は大川を北上し、飛翔橋(ひしょうばし)まで進んでいきます。

これを『船渡御(ふなとぎょ)』といいます。

大川を行き交う船の数は100隻を超えるんだとか!


催太鼓
こちらは陸渡御の先陣を切った『催太鼓』。


『獅子舞』
獅子舞を踊った人たちも船の上で宴会中です!


『チキンラーメン ひよこちゃん』
こちらはチキンラーメンのひよこちゃんが乗った日清食品の船。


橋の上にいる人たちと触れ合う場面も多くみられます。


音楽を奏でている船も!


いたるところで大阪締め!

船が行き交うと必ずといっていいほど見られるのは『大阪締め』です。

船が行き交う時だけではなく、川沿いや橋の上で見ている人たちとも交わされるので、ぜひみなさんも「お手を拝借!」と言われたらやってみてくださいね!


『御鳳輦(ごほうれん)』
さらにこちらは菅原道真公の御霊が入った御鳳輦

船渡御の途中、おみこしを乗せた奉安船(ほうあんせん)の上では『船上祭(せんじょうさい)』が執り行われます。
奉安船には、御鳳輦船(ごほうれんせん)・御羽車(おはぐるま)・鳳神輿(おおとりみこし)・玉神輿(たまみこし)があります。

『船上祭』とは、神様に市民たちの暮らしぶりを見ていただき、これからのご加護をお祈りするものです。
執り行われている間、すれ違う船は鳴り物をやめて静かに見送る習わしになっています。

花火や華やかな船渡御が有名ですが、こういった厳かな神事も執り行われているんですよ。

船渡御のルート・観覧スポット


お神輿を乗せた御鳳輦船などの祭祀関係の奉安船は、天神橋から飛翔橋がある上流へ進みます。
さらに飛翔橋でUターンし、天神橋へ戻ります。

そして、協賛関係者などを乗せた奉拝船は神様を迎えるため飛翔橋から下流へ。
奉安船とは逆に、天神橋でUターンし北上します。


船渡御は天神橋や天満橋、桜宮橋、源八橋、都島橋、飛翔橋の橋の上から見ることができます。
が!橋の上では花火を見る人も大勢いるので、大川の川沿いがオススメ!

天神祭 花火 
特に源八橋から都島橋、そして飛翔橋の下は比較的空いていてゆっくりと眺めることができます。


都島橋東側から飛翔橋東側の間には屋台もありますよ!

船渡御のアクセス・最寄り駅


お神輿を乗せた奉安船を見たい人は天神橋へ。
最寄り駅は京阪本線・地下鉄堺筋線『北浜駅』から徒歩10分ほどです。

神様をお迎えする奉拝船は飛翔橋から出発するので、地下鉄谷町線『都島駅』から徒歩8分で到着します。

見所④天神祭奉納花火(7/25 19:30~20:50)


天神祭も佳境を迎え、空が暗くなってきました。

ここでさらに盛り上げてくれるのが『天神祭奉納花火』!!

花火は19:30~20:50の間に約5000発打ち上げられます。

花火のメイン観覧スポット 『桜之宮公園』


花火は川崎公園と桜之宮公園の2ヶ所から打ち上げられます。

特に桜之宮公園の中央広場は間近で花火を楽しめるので、たくさんの人々が集まります!

花火の穴場スポット① 『源八橋』


花火を観に行くのはいいけど、人が多いからゆっくり観れない…と思う人も多いですよね。

ここでは穴場スポットをご紹介します!


メイン観覧スポットの桜之宮公園を北へ進むと、『源八橋(げんぱちばし)』という橋が見えてきます。
ここです!

この時、17:00頃でしたが、もうすでにたくさんの人々が橋の上で花火を待っていました。


源八橋からは大阪城を眺める事もできます。

夜は大阪城がライトアップされるので、花火とのコラボにテンションが上がりますよ!

さらに源八橋の西側公園にも屋台が出店されるので、花火を観賞しながら屋台の味も堪能できます!

花火の穴場スポット② 『都島橋』

さらに私たち取材班は北へ。


『都島橋(みやこじまばし)に到着しました!

こちらは18:00頃まだ人は集まっていませんでした。


都島橋から眺める風景はこんな感じです。
東側には屋台も出てますね~。場所取りしてる方も多いですね。


都島橋からはこんな花火が観ることができました!
キレイー!!

花火の最強穴場スポット 『都島橋西側 大川沿い』


そして、さらに私たちは橋の下に行き、大川の川沿いに来ました。
なんと、ここなら真正面から花火が観れます!!


七色に咲いててキレイ~!! この眺め最高です!


しかも船渡御もこんな間近で!!
船と花火が同時にみれるなんて、風情がありますね…。(ウットリ)

ここは人も少なく、ゆっくりと観れる最強スポットですね!

花火のアクセス・最寄り駅


メイン観覧スポットの桜之宮公園へはJR環状線『桜ノ宮駅』が一番近いです。
しかし、人気観賞エリアのため、利用する人も多いので大変混雑します…。

天神祭 花火 
ですからJR東西線『大阪城北詰駅』がオススメ!徒歩10分ほどで到着できます。

また、会場まで15分ほど歩きますが、京都方面や宝塚・尼崎方面からも行きやすい京阪本線・JR東西線・学研都市線『京橋駅』もオススメ。京橋駅は大阪環状線や地下鉄長堀鶴見緑地線も通ってるので便利ですよ。

さらに都島橋・飛翔橋へは地下鉄谷町線『都島駅』、地下鉄谷町線・堺筋線『天神橋筋六丁目駅』が最寄りなので、利用してくださいね。


天神祭の最中は交通規制も多く、周辺の駐車場はどこも満車です。

観賞したい人は電車でのご利用をオススメします!!

天神祭の屋台


天神祭では屋台もたくさん出店されてます!

私も何か食べたいなぁと歩きましたが…。

お店の数が多すぎて迷う!! 
どれもおいしそうだもん!!


そして、『はしまき』のお兄さんと目が合っちゃいました。

そのまま『はしまき』へ吸い込まれる私。


ピザ味をいただきました。
生地がもちもちしてて、チーズも入っててとてもおいしかったです!

ほかにもたくさんの屋台があるので、いろいろと堪能してみてください。

まとめ

大阪を代表する天神祭。
海外の人にも認知され、毎年多くの観光客が訪れます。
そんなお祭が大阪にあるなんて誇らしいですよね!

今回ご紹介した内容以外にもたくさんの魅力がつまっています。

是非この記事を参考に、大阪天神祭を楽しんでくださいね!

※記事に間違い等ありましたら『 記事修正リクエスト 』よりご連絡ください。

ライター紹介 ライター一覧

満井 玲衣

満井 玲衣

脚本家・ライター。ラジオドラマ脚本/Ray名義で電子小説『神頼みは淫らな誘い』発売中/e-doctorドク漫『匠の手』原作協力/NOVUSシナリオ掲載/企業の研修用ビデオの台本/『ハローライフ』『大阪ルッチ』『婚活ハック』など。

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