小さなお子様がいるご家庭の皆さん、「リーズナブルに楽しめて、大人も一緒にワクワクできる場所」を探していませんか?
そんなあなたにぴったりのスポットが、大阪・池田市にあるんです!
それが、あの「カップヌードル」でお馴染み、日清食品の体験型施設「カップヌードルミュージアム 大阪池田」です!
※施設情報は2025年5月13日の最新情報です!情報を更新・追記した上で再掲載しています。情報に誤りがありましたら「記事修正報告フォーム」よりご連絡ください。
目次
入館無料!ラーメン好きにはたまらない人気スポット
「カップヌードルミュージアム 大阪池田」ではなんとオリジナルカップヌードルを作ることが出来たり、チキンラーメンの製作体験、お土産屋さんでは日清オリジナルグッズが満載でお楽しみポイント盛りだくさん!!
しかも嬉しい入館無料!!
いまや外国人観光客も多数訪れる、大阪の人気観光スポットです。
インスタントラーメンの父・安藤百福の物語
「何味が好き?」と聞けば通じ合える、それがカップヌードル世代。
その原点を生み出したのが、実業家・安藤百福氏です。
戦後、財産を失いながらも自宅裏の小屋でラーメン作りに挑戦し、1958年に「チキンラーメン」を開発。
「日々清らかに、豊かな味を作ろう」の理念から、「日清食品」が誕生しました。
製法特許を他社にも開放し、いまや世界中で愛されるインスタントラーメン文化の礎を築いた人物です。
同館には安藤百福氏の語録や数々の愛用品なども展示されています。ぜひご覧ください!
体験その1:マイカップヌードルファクトリー
同館を訪れる人のお目当て間違いなしなのが、オリジナルカップヌードルを作ることのできる「マイカップヌードルファクトリー」でしょう。
自分だけのカップヌードルを、カップデザインから具材まで自由にカスタマイズできるんです!
事前に予約の必要もないので、まずは並びましょう!
工房内はこんな感じです!広々としたスペースで黙々と絵付け作業をされていますね! その姿勢は真剣そのもの、熱意が沸騰しております!
やっぱりアツアツで作らないとおいしいものはできません!カップヌードルだけにね!
取材時は9時半の開館を少し過ぎて入館したのですが既にこの人でした!ただ、わりと回転は速いようでそれほど混雑することはないかと思われます。
外国のお客様にもわかりやすいご案内もありました!さっすがワールドワイド!!
○しっかりと日付を入れましょう。
○カップの上下にある赤いラインを越えて絵をかかないでね!
といったことが書かれているはずです…同様の説明を日本語で受けたのでおそらくそうでしょう!
STEP1:カップを購入
まずは真っ白なカップ(1食500円)を購入。
並んでいると自動的に販売機にたどり着けるので安心です。
カップ内を清潔に保つためにしっかりと消毒しましょう!
購入後は、スタッフがカップにフタをしてくれて、衛生面もバッチリ!
STEP2:カップをデザイン!
用意されたマジックペンでカップにお絵描き!手ぶらでOKです!
持ち込みの画材は使えませんのでご注意を。
カップはロゴの反対側が無地になっていますので早速そこへ自身のオリジナリティをぶつけます!
カキカキカキ…
STEP3:麵を入れよう!
カップが完成するといよいよ中身です!
カップを手渡しまずは麺を入れてもらうのですが、ここで驚きの技術を体感できるのです!!
オートメーションで大量生産される中、カップに麺をいれようとすると中にはまっすぐに入らないものもあるんだとか。
その問題を解決したのが逆転の発想、麺にカップをかぶせるのだそうです!これを反転させながら麺を中に押し込みます! その工程を再現するためハンドルを回してカップを反転させる作業を体験できます。
ハンドルを回す度にスタッフの方が「逆転のはっそ~う!」と掛け声をかけてくださるのには愛を感じました。
STEP4:中身をカスタマイズ!
いよいよ最大のオリジナルポイント、スープ&具材選びです!
まずはしょうゆ、シーフード、カレー、チリトマトの4種類からスープを選びます。
続いて具材は期間限定の特選具材を含めて12種の中から4つを選択できます!
なんと味の組み合わせは5,460通りにもなるんだとか!! オリジナル手腕の見せ所ですね!!
スープはカレーにしました!
さてトッピングは…ネギも好きだしコーンも入れたい。卵はもちろん特選具材も気になる!カレーにキムチも合うし…ひよこちゃんナルトもかわいすぎるぞ♪
ここでふと疑問が。 同じ物を複数選択することは可能なのでしょうか?
答えはYES!なんと3回まで重ねられるそうです!ということは嗜好に特化したものも作れるってことやん!
そして出来上がったのがこちら!
今回は「カレー×コロチャー3倍+ひよこちゃんナルト」という、肉々しさMAXな一品が完成!
ひよこちゃんナルトがかわいくて接写!
財布に一枚くらい忍ばせておくといいことありそう♪
STEP5:密封・包装体験!
中身を入れたら、フタを閉じてシュッと密封。
さらに、専用のエアパッケージに入れて空気を注入。これで衝撃にも安心!
最後はひもを通して完成。まるで“背負えるラーメン”、大阪駅でこの姿を見かけたら、それはこの体験の証です。
カップヌードルファクトリー詳細
料金:1食500円(税込)
実施時間:9:30~16:30(最終受付15:30)
ただし館内の混雑状況によってはカップ販売を早めに終了することもあるそうなのでご注意を!
体験その2:チキンラーメンファクトリー(要予約)
こちらは事前予約が必要ですが、製麺や油で揚げる工程まで体験できる本格派!
予約方法&チキンラーメンファクトリー詳細
体験希望日の3ヶ月前の同日午前10時から、前日の16時30分まで予約を受け付けています。
個人(20人以下)の事前予約はインターネットか電話(072-751-0825)で、団体(21人以上)は電話のみ予約可能です。予約方法、空き状況を確認するには「チキンラーメンファクトリーの予約」をご覧ください。
チキンラーメンファクトリー情報
料金:中学生以上 1,000円 / 小学生 600円 (税込)
年齢制限:小学生以上 (未就学児は体験できません)
運営時間:9:40~16:20
所要時間:70分
世界のインスタントラーメン
どうも、某漫才の大会を優勝してカップヌードル10年分(3,650個)を手にしました、僕です!! …てな気分は味わえますね。
このそびえ立つヌードル壁は何かというと、 世界中で販売される同商品のバラエティに富んだパッケージが展示してあるというものです! 同じく日清のカップうどん「どん兵衛」は西日本・東日本で味が違うくらいです。
カップラーメンも世界にはいろんな味があるんでしょうね!!
インスタントラーメンの世界の年間消費量1,027億食ですって!!
世界人口が現在72億前後だそうなので単純に平均すると一人当たり年間14食強…うん、食べてる食べてる!いや、倍くらい食べてるかも(汗) 百福さんお世話になっております!
ここから始まった!チキンラーメンの誕生!
安藤百福さんの研究小屋を忠実に再現しているそうです。まさにインスタントラーメンの歴史がここから始まったのですね! この小屋には百福さんのあるメッセージが込められているそうです!
ではクイズにしてみましょう♪
「たとえ特別な設備がなくてもアイデアがあれば、○○で○○な○○が○○」
○○多すぎっ!!わかりますか?正解は…
「たとえ特別な設備がなくてもアイデアがあれば、心の中だけで輝くの忘れないよいつかこの声がきっと届くと信じて~♪」
完全に西野カナ「たとえ どんなに…」が乱入してきました。。もとい…
「たとえ特別な設備がなくてもアイデアがあれば、ありふれた道具だけで世界的な発明が生み出せる」です!
自宅で飼っていた鶏をしめてスープを作ると、息子さんが喜んで食べたのだとか。
これが決め手となってスープがチキン味になったそうです! 宗教上の理由で牛や豚を食べない国はあるが、鶏を食べない国はまずない!というのもチキンラーメンの世界進出の大きなプラス要因になったんだとか。
おかげですごいものが生み出されましたよ!ありがとう!!
インスタントラーメン・トンネル
チキンラーメンから始まったインスタントラーメンの発展の過程を歴代パッケージ(約800種)と共に振り返ることの出来るトンネルです。発明記念館に入るとまずはこの光景に圧倒されるでしょう!!
「あ~これあったあった!!」なんてものから「!?」なんて挑戦的なお味のものまで幅広すぎます!チキンラーメンのパッケージが時代と共に変化していくのを追うのも楽しいですよ♪
「ラ王」が出た時はキラキラしてたCMにもびっくりしたのを覚えています。「スープのお湯と分けて作るんかい!」と父親と感心したのが懐かしいです。
デートで行くと思わぬジェネレーションギャップをここで感じる事があるかもしれないのでご注意を(笑)
インスタントラーメン物語
ラーメントンネルの反対側はインスタントラーメンの発明と発展の歴史を知ることのできる壁になっています。
お子様と一緒にモニターに見入るアラフォー。 お互い歳は違えども、僕も彼も全く同じくチキンラーメンを作れるってところが改めてスゴイですね!
壁面にはチキンラーメンの製作機器などが展示されていて、ハンドルを回し扉を開いてから見ることが出来たりと遊び心もあります!
ちなみに上記の物は袋の口を閉じる機器です。当初はこれらを使い手作業で家族総出で1日400個を生産していたのだとか…
チキンラーメン誕生と同時期に普及しだしたテレビの影響力を見抜き、いち早くテレビコマーシャルを制作したのも百福氏だったそうです。
日清さんのテレビCMも毎回変わったものが多くて面白いですね♪テレビCMのパイオニア感がそうさせていたんでしょうか!?知れば納得です!!
日清さんのサイトでは「現在放送中のテレビCM」を見ることのでますので一度覗いてみてはいかがですか? ムツゴロウさんとかでてたなぁ~!!
カップヌードルの発売は1971年!僕と同じく70年代ボーイでした♪
発明をたどることができるようにクイズになっていますが、答えに選択肢はなく自分で考えることを求められています。
「考える力」まで身につくカップヌードルミュージアム!!
カップの材質・形を決めるまでには試行錯誤あったでしょうね…
フタを閉じるシールが底についたときは「そうそう、それやん!!」と歓声をあげたのを覚えています。
お湯を入れてからのカップヌードルのフタってどうやって閉じてました? 上に何かをのせるってのが多数派でしょうか?
我が家ではお湯を沸かした後の熱いままのヤカンの裏をフタに押し付けもう一度貼り付けるという「糊付け復活方式」を採用しておりました。
めんをカップにかぶせる方法とは先述の「逆転の発想」ですね。思えば単純なことなのですがこれがコロンブスの卵!
実は中ではこのようにめんが浮いているそうです!
そこにも驚きですが、模型のエビやネギがリアルすぎておいしそう。
こうして見ていくと色んな発明が詰め込まれているのがわかりますね!!
百福氏はカップヌードルのために「お湯の出る自動販売機」まで開発したそうです!!
お湯が出るタイプの自販機、確か高校生のころ学校にあったような…最近はあまり見かけないですね。
これまた新たなジェネレーション論争を巻き起こしそうな一品!
僕のフォークの握りは気にしないで下さい(苦笑)カップヌードルの自販機で「フォーク」が提供されていた事を考えると、公式にはフォークで食べてねってことなんでしょう。
CMなんかでもフォークで食べてますね…実際のところお箸よりフォーク人口のほうが多いのでしょうか?あなたはどちら?僕はお箸!
この他、世界初の宇宙食ラーメンなども実物が展示してあったりしますので隅々まで見て回ってください!
ミュージアムショップ
ミュージアムショップとはインスタントラーメン発明記念館のオリジナルグッズがたくさん並ぶお土産屋さんです!見てください、このひよこちゃんの数!!
(※写真は取材時のもので、現在とは異なる場合もあります)
Tシャツは結構リーズナブルでお土産にもぴったり!
あ、これかわいい♪ネクタイとベスト柄!
日清さんの各インスタントラーメンも販売中! どん兵衛のキャラ、どん兵衛くんの商品が見当たらないのはひよこちゃんに気を使っているんでしょうか。
そんな中、クッキングパパの存在感(笑)
安藤百福氏の著書をはじめ関連書籍も並んでます!
「勝つまでやめない!」こちらは百福氏の二男、現日清CEOの安藤宏基氏の著書。思わず見入ってしまいました。
クリアファイル収集家の僕にとって、また欲しくなるものがたくさん(汗)
ちなみにこのひよこちゃん、2001年に生誕10周年を記念して12羽の仲間が増え、現在は「チキラーズ」と呼ばれチキラー島なる島に暮らしているんだとか。
ぼうしの目がちょっと怖い(笑)
ストラップ、シール、絆創膏etc…数々のひよこちゃんグッズがありますのでぜひどうぞ!
アクセスや駐車場や周りのことも…
アクセス
カップヌードルミュージアム大阪池田は、阪急宝塚線「池田駅」の満寿美町方面出口から徒歩5分!
角々でひよこちゃんが残り距離を教えてくれる看板が立っているので迷うことなくたどり着けるかと思います。 写真のような飲食店みたいな看板は立っておりませんのでご注意を!
駐車場
カップヌードルミュージアム大阪池田には有料専用駐車場(60分300円)がありますが、止められる台数も少なく(23台)ほぼ満車です。
付近のパーキングを利用するか、公共交通機関での来館されるほうがいいような気がします。
「と、停めるとこあらへんがなっ!!」って僕みたいな顔になりますのでご注意を!
所要時間の目安もチェック!
カップヌードルミュージアム大阪池田の所要時間は、チキンラーメンファクトリー以外であれば、約2時間程度が目安。
混雑具合によっては前後することもありますが、サクッと体験できるのも魅力です。
「楽しかったー!」「次どこ行く?」と子どもたちが元気いっぱいになるかも。
池田散策プランを立てて、充実した1日を過ごしてくださいね!
施設詳細
カップヌードルミュージアム 大阪池田 | |
料金(税込) |
■入館料:無料 ■チキンラーメンファクトリー:小学生600円/中学生以上1,000円 ■マイカップヌードルファクトリー:1食500円 |
開館時間 | 9:30~16:30(入館は15:30まで) |
休館日 | 火曜日(祝日の場合は翌日が休館日)・年末年始 |
電話番号 | 072-752-3484 |
住所 | 大阪府池田市満寿美町8-25 |
地図 | Googleマップ |
アクセス | 阪急宝塚線「池田駅」から徒歩5分 |
公式サイト | カップヌードルミュージアム 大阪池田 |
あわせて楽しめる周辺情報
カップヌードルミュージアムのあとも、池田市には魅力がたっぷり!
駅から徒歩圏内にあるおすすめスポットを一部ご紹介します。
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五月山公園
山頂からの絶景が楽しめるハイキングコースと、おもしろ遊具が人気の自然豊かな公園。 -
五月山動物園
なんと入場無料! ウォンバットなど珍しい動物に出会える、子どもにも大人にも嬉しい施設です。 -
落語みゅーじあむ
「落語のまち池田」を象徴する資料館。毎月第2土曜日の午後2時からは落語会も開催! -
小林一三記念館・逸翁美術館・池田文庫
阪急電鉄の創始者・小林一三氏の足跡を辿れる文化施設も充実しています。
池田市、実はアツいんです!
まとめ:世界にひとつ、自分だけのカップヌードルを作ろう!
現在、世界中で愛されるインスタントラーメン。その原点を生み出したのが安藤百福氏です。
彼のひらめきと挑戦の軌跡を体感できるのが、ここ「カップヌードルミュージアム 大阪池田」。
大阪・梅田から阪急電車で約20分、池田駅から徒歩5分という好アクセス。しかも入館無料!
そして何よりの魅力は、自分だけのパッケージと味をカスタマイズできる「マイカップヌードルファクトリー」です。
「見る」だけじゃなく「体験」する旅をしてみませんか?
お子さんとの思い出づくりはもちろん、カップルでも楽しめるおすすめスポットです。
遊びながら学べる仕掛けが盛りだくさん。きっと、何気ない日常の中にひらめきのヒントがあることに気づくはず!
百福さんが、きっとあなたの挑戦を待っていますよ。
レポートは、ぐみでした!