2025年の大阪・関西万博で、絶対に見逃せないパビリオンが「ブルーオーシャンドーム」!
このドームは、海洋ゴミ問題に真正面から向き合い、最先端の技術やデザインを駆使した未来志向の施設なんです。環境に優しい建築や、圧巻の映像体験など、見どころが満載!
この記事では、そんな「ブルーオーシャンドーム」の魅力をたっぷりお届けします!
目次
ブルーオーシャンドームってどんなパビリオン?
海好き必見!ゴミゼロ社会を目指すサステナブル建築
現在、世界の海には約1億5000万トンものプラスチックゴミが浮遊しており、このままでは2050年には海の生き物よりもゴミの方が多くなると言われています。
そんな海洋問題に警鐘を鳴らすのが、この「ブルーオーシャンドーム」です。
世界初!竹・カーボン・紙でできたドーム建築
「万博は、新しい建築の実験場」なんて言われたりしますが、このドームはまさにその代表格!
A、B、Cと3つのドームがあり、それぞれ使用されている素材が異なります。
竹のドーム(A):竹集成材を建材として使うことで、新たな可能性を提示!
CFRPのドーム(B):CFRPとは「カーボンファイバー炭素繊維強化プラスチック」のこと。鉄の1/5の重さでありながら、鉄よりも強度があります!杭を減らせるから環境にも優しい!
紙のドーム(C):使用されている紙管(しかん)はリサイクル可能で、建設後はノートなどに再利用もできます!
つまり、建築そのものが「ゴミゼロ」を目指してるんです!
建築を手掛けたのは、世界的に有名な建築家・坂茂(ばん しげる)さん。環境負荷を最小限に抑えた持続可能な構造を今回新たに提示しました。
デザインは原研哉!シンプルかつ美しい世界観
ブルーオーシャンドームの中の展示をプロデュースしたのは、日本を代表するグラフィックデザイナー・原研哉(はら けんや)さん。
「海と話そう。」というコンセプトのもと、シンプルで洗練されたデザインの展示は見ものです!
中に入るだけで、まるで海の中にいるような気分になれるかも!?
「ブルーオーシャンドーム」の見どころ3選!
①ドームA「水の循環」:水の不思議を体感しよう!
最初に入るのは竹を使用したドームA。こちらでは、「水の循環」をテーマに、水の不思議さを体感できます。
超撥水技術を使った装置で、水の不思議な動きを楽しめます。
まずガラスで作られた「ししおどし」型の装置から水が流れ出します。
流れ出した水は玉のように弾みます。
続いて、粒となった水が集まり、大きな水の塊ができあがります。
たまった水は再び流れ出し、2つのルートに分かれます。
一方の道では、蛇のようにくねくねと動きながら進んでいきます。
また一方では、ボールの様にコロコロと転がるように進んでいきます。
最後には再び水が集まり、消えていきます。
不思議な水の動きに「えっ、こんな動きするの!?」とびっくりすること間違いなしです!
② ドームB「海洋」:日本最大級のフルCG映像!
続いてご紹介するのは、CRFP(炭素繊維強化プラスチック)を使用したドームB。
ここでは、まるでその場にいるかのような臨場感あふれる映像体験が楽しめます。
約7分間のフルCG映像では、プラスチックごみに覆われゆく地球や、汚染に苦しむ海の生き物たちの姿が、感動的な音楽とともに胸に迫ります。
映像投影の設備も、世界最大級!この大きさが伝わりますでしょうか??
100人同時に鑑賞できるので、家族や友達と一緒に楽しめますよ!
③ ドームC「叡智」:日本の海洋文化を学べるドキュメンタリー
最後は、紙を使用した「ドームC」。
ここでは、日本の海の観光や活用について学べるドキュメンタリーが上映されています。
イベント日には、子ども向けのワークショップも開催されます!
家族で参加すれば、新しい発見があるかも?
限定グルメ&グッズもチェック!
ドームCでは、物販コーナーもありますよ!
海と山の超純水(540円)
こちらは、「海と山の超純水540円(税込)」。
温かいスープのような塩水です。ほんのり塩味に、天然素材の旨味がじんわり広がります
熊野の天然水と、高知の塩職人・田野屋塩二郎氏が作る「奇跡の塩」を組み合わせたこだわりの味です!
監修はなんと料理研究家の土井善晴先生!
ここでしか味わえない貴重な味を、是非味わってみてください!
オリジナルグッズ
ブルーオーシャンドームのコンセプトを伝える書籍も販売されています!
こちらは、『あおいほしのあおいうみ2200円(税込)』。
子どもでもわかりやすく、海の不思議さや海が抱える課題やそれに取り組む人たちの挑戦などが学べます!
こちらは『ブルーオーシャンドーム 海と話そう2980円(税込)』。
大人向けの内容となっています!
まとめ:未来の海を考えるきっかけに!
「ブルーオーシャンドーム」は、ただの展示じゃありません。建築・デザイン・映像を通じて、私たちに「海の未来をどうする?」と問いかけてくれる場所なんです。
ぜひ、万博に行ったらこのドームを体験して、海について考えてみてください!
登壇者情報
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坂 茂(ばん しげる):建築家。紙・竹・炭素繊維を用いた「廃棄物ゼロ建築」の第一人者。
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原 研哉(はら けんや):グラフィックデザイナー。「海と話そう。」をコンセプトに、ドーム全体の展示企画を担当。
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更家 一徳(さらや いっとく):サラヤ株式会社専務取締役。持続可能な社会への取り組みを推進。
最新情報は公式サイトhttps://zeri.jp/expo2025/または公式X(旧Twitter)https://x.com/BLUE_OCEAN_DOMEをチェック!