2019年2月、大阪に新たなエンタテインメントの発信地として、劇場型文化集客施設「COOL JAPAN PARK OSAKA」がオープンすることになりました!

場所は、国内外からの観光客の姿も多い大阪城公園!ここにそれぞれキャパシティ・施設内容が異なる3つの劇場が誕生すると発表されたのが2018年3月。

そして2018年7月、今まで未定であった3つの劇場の名称と共に、オープニング・こけら落とし公演の内容が発表されました!!

「劇場」という建物が大好きな元漫才師、大阪ルッチ編集長”ぐみ”が「クールジャパンパーク大阪」施設詳細・オープニング公演発表会見にお邪魔してきましたよ♪

官民一体で進む「クールジャパンパーク大阪」


この「クールジャパンパーク大阪」は、官民ファンド「株式会社海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)」と、在阪民放5社や吉本興業などの民間13社が「クールジャパンパーク準備株式会社」を結成し、そのもとに進められていくそうです。

大阪市長・吉村洋文氏は3月の会見でも「海外からの旅行客が年々増加する大阪において、大阪の魅力がつまった大阪城に、クールジャパンを発信できる劇場があればどこの誰にも負けない日本一の公園になると期待しています!」と力強く語り、今回も「新しい事に挑戦するおもろい街・大阪」への意気込みを新たにされていました!!

劇場の名付け親は何と「さんま」さん!適当に付けた名前は?


そして、気になる劇場名がいよいよ発表されました!!

なんとこのクールジャパンパーク大阪の3つの劇場の名付け親は、明石家さんまさんなんだそう!

さんまさんといえばその昔、なんばグランド花月の地下に建てられたディスコを「デッセ・ジェニー」と命名し、名付け親としての実績あり。その心は「銭でっせ」をひっくり返しただけというのは有名なお話ですね(笑)。

それでは、さんまさんが“適当に付けたけど、いいんですか??”とおっしゃる、3つの劇場名はこちら!


WWホール TTホール SSホール

ぱっと聞いただけでは意味が分かりませんが…

さんまさん曰く、WWは「笑って笑って」「ワクワク」といった意味を込めてのWWだそうですが、TT・SSの方は正解が発表されることはありませんでした。

「そこは皆さんで大喜利を楽しんでください!」とさんまさんからのメッセージが添えられていたのです!

みさなん、大いにボケてくださいね(笑)。

オープニング公演・こけら落とし公演決定!!


2019年2月、クールジャパンパーク大阪全体のオープニング公演としてTTホール(キャパ706席)にて、劇場の名付け親さんまさんの登場が決定したそうです!!

なんとナインティナインの岡村さんと共に「花の駐在さん」が舞台で復活!!花の駐在さんといえば1976年~1986年まで放送された爆笑コメディで、6代文枝師匠(当時は三枝師匠)から、さんまさんが主演を引き継いだ人気シリーズです!これは見たいっ!!


そして、WWホール(キャパ1144席)のこけら落とし公演として発表されたのが「KEREN(ケレン)」です!

脚本・演出に「笑っていいとも」など数々の人気番組の構成を手掛けた高平哲郎氏。

日本伝統のアナログ舞台装置と世界最先端のマルチメディアの融合で生み出される、言葉やストーリーが存在しないパフォーマンスとなるそうです。

「ありのままの日本を面白おかしく伝えたい」というステージ。どんな公演になるのか楽しみです!!

劇場イメージ

今回の会見では劇場の内部イメージも明らかになりました!!


WWホールのイメージです。

緑に囲まれた大阪城公園に調和したデザインで、開放感あふれる多目的スペースの感じが素敵ですね!


1144席(客席1138席+車いす6席)と、かなりの広さを誇るWWホール!

劇場空間の様々な場所(床まで)にプロジェクション・マッピングが投影できるのは全国初だそう!サーカスなどにも対応可能。


TTホールは706席(客席702席+車いす4席)


WWホールと同様にプロジェクション・マッピングに対応でき、様々なジャンルのエンタテインメントの上演が可能。


SSホールは着席300席、またはスタンディング400~500人収容となるそうです!

目の前に芝生の広場が広がり、とっても気持ちがよさそう!


舞台・客席が自由に設定できる劇場。展示会やオールスタンディングのライブまで広範に対応可能。

4K放送対応も出来るそうで、スタジオ収録や配信も出来るそう!SSホール発信の番組などもできそうですね!

それぞれ大きさと施設内容が違うため、様々なエンタテイメントがこの劇場で繰り広げられることでしょう♪今からとっても楽しみです!

※仕様などは今後変更になる可能性あり。

建設予定地


「クールジャパンパーク大阪」の建設予定地は大阪城公園の東側、玉造筋沿い(赤部分)になります。

大阪城弓道場のすぐ南側ですね。

地下鉄中央線・長堀鶴見緑地線・JR環状線の各「森ノ宮駅」より徒歩5分の好立地!!


こちらにWW・TT・SSの3つのホールが並んで建つ予定になっています!!TTホールとSSホールは一体型になるそうです。


ちなみに2018年3月時点ではまだ建設予定地は壁に覆われ、木々の伐採、整地が進んでいる状態でした。

あれから数か月、どれくらい工事が進んでいるのでしょうか??

ここに先ほどのイメージ図のような劇場が並んで立つ姿を想像するだけでワクワクしますね!


こちらは昭和6年(1931年)ヨーロッパの古城をモチーフに建設された旧第四師団司令部庁舎、その後大阪市立博物館となったこの建物は長らく閉鎖されていましたが、2017年秋よりとっても素敵な商業施設として生まれ変わったMIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城)。

大阪城内には他にも、JO-TERRACE OSAKA(ジョーテラス大阪)他、新たな施設が数多く建ち、ますますにぎやかになってきています!

「クールジャパンパーク大阪」が完成すれば、見て、食べて、学んで、遊んでと、一日中楽しめる大阪城になりますね♪

まとめ


今や国内外からの観光客がうなぎのぼりで増え続ける大阪。

その大阪の魅力と、大阪の誇る芸能・文化のさらなる発信拠点となるのが2019年2月に完成予定の「クールジャパンパーク大阪」です。

さんまさんにより3つの劇場にもWWホール、TTホール、SSホールと名前が付けられ、完成がますます待ち遠しくなってきました♪

これらの劇場では毎日どんな公演が行われるのでしょうか?きっと言葉のいらないワールドワイドなエンタテインメントもどんどん観ることが出来るのでしょう!

全く、今の子供たちがうらやましい♪

来年2019年2月、劇場完成の暁にはまた大阪ルッチもお邪魔したいと思います!!

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