大阪市内から電車を利用して関西空港(関西国際空港)へアクセスするにはいくつかの行き方があります。
JRを利用する行き方と南海電車を利用する行き方、さらに乗り換え案内アプリなどで検索するとJRから地下鉄を使い、途中で南海に乗り換えるパターンも指示して来ることがあります。
どちらを利用しても到着する駅は同場所の「関西空港駅」になるのですが、果たしてどのルートが一番便利に関西空港駅にたどり着けるのでしょうか??
今回は乗り換え案内アプリが表示してくる乗り換えルートに惑わされない、分かりやすい関西空港駅までのアクセス方法を大阪ルッチ編集中“ぐみ”が紹介します!
目次
南海電車を利用の場合
道頓堀や心斎橋などを観光してから関西空港へと向かう場合は、迷うことなく南海電車のなんば駅から関西空港駅を目指してください。
南海電車の路線図はこちらです。
なんば駅から関西空港駅へは、青い方のライン「南海本線」に乗ります。
※緑のラインは高野山方面へ向かう「南海高野線」です。大阪に来たついでに高野山へ向かうのもおすすめですよ♪
特急ラピートに乗る場合
このダースベーダーの様な顔をした車両が、関西空港駅へと向かう特急でかの有名な「ラピート」です!
座席はとっても広々としている4列シート!大きな手荷物を置いておける荷物置き場があるのもうれしい♪
3列シートでさらに快適に過ごせるスーパーシートもあります!!
ラピート特急料金(レギュラーシート)
大人:510円/子児:260円
※スーパーシートは+210円必要
【南海難波駅~関西空港駅(ラピート)】
所要時間:約36分
料金:1430円(920円+510円)
ここでラピート乗車券に関するお得情報を!!
2018年3月31日(土)まで、関空特割ラピート切符が発売されています!
通常、難波~関西空港駅まで合計1,430円のところを、ラピート特急券と関西空港駅までの片道乗車券をセットにして1,270円(小児:640円)と割引価格になるんです!
※スーパーシート利用なら1,480円(小児:840円)
割引切符の販売場所等詳細は「関空トク割ラピート切符」をご覧ください。
空港急行 関西空港行きに乗る場合
南海難波駅から関西空港駅までは、ラピートを利用しなくても当然行くことが出来ます!!
もし時間に余裕があるのならば特急料金のかからない急行・関西空港行きを利用した方が安く(乗車券のみ920円)いけます!
所要時間は約44分。特急ラピートを利用した場合と10分も変わりません…
急行・関西空港行きは、結構な頻度で大きな荷物を持った方で込み合うので、ご自身の荷物も大きく、ゆったりと空港まで向かいたい方は特急ラピートと利用する方がいいかもしれませんね!
南海難波駅から関西空港駅まで、特急・急行合わせてかなりの本数が出ているので、その時のタイミングに合わせて乗り分ければいいかと思います。
【南海難波駅~関西空港駅(急行)】
所要時間:約44分
料金:920円
JRを利用の場合
梅田観光をされた方はもちろん、大阪各地から梅田を目指す方はJR大阪駅から関西空港駅へと向かうのが一番わかりやすい行き方になります。
関空特急「はるか」に乗る場合
写真はJRの関空特急「はるか」さんです。
なんとこのはるか、大阪駅以東(米原・大津・京都・新大阪など)から出発し、大阪駅には停車せず西九条駅、天王寺駅に停まってそこから関西空港駅まで向かいます。
USJから直接帰る方ならば西九条駅からこの「はるか」を利用するのが一番楽かと思います。
大阪駅から「はるか」を利用するならばJR環状線で西九条、天王寺まで行きそのまま「はるか」に乗り換えるパターンになります。
【大阪~天王寺~関西空港駅(JR・はるか)】
所要時間:約52分
料金:1840円(1,190円+650円)
※はるか特急料金は区間によって変わります。
大阪駅から天王寺駅まで、検索アプリなどが地下鉄御堂筋線を利用し乗り換えを指示してくるパターンもあるかと思いますが、慣れてないと天王寺駅の乗り換えはややこしいのでお勧めしません!
関空・紀州路快速に乗る場合
大阪駅からの在来線利用で関西空港まで行く場合、かなりややこしいのが「関空・紀州路快速」というやつです…
前4両が関西空港行き、後ろ4両が和歌山行きとなり、途中の日根野駅で切り離しが行われます。
※時間帯によっては切り離されないものもあり。これがややこしい!
このタイミングで後方車両に乗りっぱなしの方が関空に行くつもりが和歌山に向かってしまうという事案が多発もしております…
大概は大きな荷物を持った方の大移動が始まるので「何事!?」となるのですが、切り離しの事が頭に入っていないと少し難易度の高いルートになります。
【大阪駅~関西空港駅(空港急行)】
所要時間:約1時間8分
料金:1,190円
関西空港駅の様子
大阪駅、梅田、なんば方面から関西空港駅までは約1時間。
JR、南海共に急行利用ならば途中の切り離し、行先別れに注意しましょう!
特急ならばそれぞれ終点なのでゆったりと乗っておきましょう♪
関西国際空港駅のそれぞれの改札は並びあっています。
赤が南海、青がJRとなっています!
南海の券売機です。
ACCESS TO OSAKA Nambaの文字が!
なんば・道頓堀に行くにはやはり南海を利用する方が便利!
JRの切符券売機です。
Direct access to KYOTO. Ltd.Express”HARUKA”
京都に行くのは”はるか”が直通ですよ~との事ですね!
【リムジンバスを利用】大阪駅・梅田からの関西空港アクセス
大阪駅・梅田から関西空港まで、空港行きリムジンバスを利用した場合、乗り場は5か所あります。
料金
大人:1,550円/子供:780円
往復(14日間有効):2,760円
日帰り往復(発売当日有効):2,000円
まとめ
電車を利用して大阪駅・梅田から関西空港へ向かう場合はJRを、道頓堀・なんば方面からは南海電車を使ってアクセスするのが便利です。
検索アプリなどでは調べた時間帯によっては、JR・地下鉄・南海とまたいで乗り換えを指示して来る物もあるかと思いますが、大きな荷物を持ってウロウロと乗り換えるのは大変です!
大阪駅からは乗り換えがない関空・紀州路快速が便利!ただし、日根野駅での和歌山行きとの切り離しに注意です!!前4両に乗ってくださいね!
難波からならば、特急料金がかかりますが、大きな荷物があっても快適に行ける特急ラピートがおすすめ!
ウロウロと体力を使うことなく、スムーズに関西空港(関西国際空港)までたどり着けることを願っております!