その美しさで人々を魅了し、毎年多くの方が訪れる「箕面の滝」 箕面の滝は、滝の美しさだけではなく紅葉の美しさでも有名です。そして名物なのが「もみじの天ぷら」なるもの。元々は箕面の滝の修験者がもみじを揚げて食べたのが始まりとのことですが、「もみじの天ぷら」とは果たしていかなるものなのか…。
今回はそんな箕面の滝名物「もみじの天ぷら」をご紹介します。
「もみじの天ぷら」の前に箕面の滝を楽しもう!
「もみじの天ぷら」の前に箕面の滝の美しい景観を楽しみましょう。大阪市内から少し離れただけでこんな大自然。
ドライブでもハイキングでも楽しめます。
▶日本の滝百選「箕面の滝」は大阪市内から30分!駐車場情報も! ー大阪ルッチ
流れ落ちる滝を見ていると、なんだか心が洗われていくようです。
箕面の滝を堪能してお腹が空いたところで「もみじの天ぷら」をいただきましょう。心を洗うのもいいけど、食べる前はきちんと手も洗ってね!
箕面名物「もみじの天ぷら」
「もみじの天ぷら」は箕面の滝周辺にあるお土産屋さんで買うことができます。今回は2軒のお土産屋さんに行きました。
箕面の滝の目の前「楓来坊」
「楓来坊」は箕面の滝のすぐ目の前というベストポジション!滝を眺めながら「もみじの天ぷら」食べることができます。
こちらのお店は「もみじの天ぷら」の揚げるところを実演販売しています。
残念ながら今回は見ることができませんでした…。
「もみじの天ぷら」は油で20分ほどじっくりと揚げるそうなので、実演しているのを見られる確率は高そうですね!
すでに揚げられてしまった大量の天ぷらたち。今度行く時は見られたらいいな…。
楓来坊の「紅葉の天ぷら」は袋に入っている”小”サイズが400円、箱に入っている”大”サイズが600円です。
「すぐ食べます!」と店員のおばちゃんに言うと、こんな風に紙コップのなかに入れて渡してくれます。
「もみじの天ぷら」は天ぷらといってもご飯のおかずになるようなものではなく、衣がカリッとしていてかりんとうのような食感です。食べてみるともみじ自体にほとんど味はなく、口の中に広がるのは衣の優しい甘さ。衣に入っているゴマの風味も香ばしくていいアクセントです。
もみじの葉は食用のものを使用していて、収穫した後は1年間も塩漬けにするんだとか。時間と手間をかけてつくっているんですね。
「もみじ天ぷらソフト」なんてものもありました。ソフトクリームともみじ天ぷらのコラボレーションに満面の笑み。
味は楓来坊で確かめてみてね!
ちなみにもみじの葉は手のひらのような形ですが、5つや6つに裂けているのが多いようです。でも、なかには9つに裂けているものもあるんだとか。9つは大変珍しいそうなので、もみじの天ぷらを食べる際は探してみましょう!
くつろぎの「河鹿荘別館ほととぎす」
箕面の滝から川に沿って少し歩いたところにある「河鹿荘別館ほととぎす」
ぺろっと舌を出したかわいいお猿さんのキャラクターが目印です。
こちらはお店の中の座席で川のせせらぎを聞きながらゆっくりとお食事ができます。滝の迫力とは違った心地よい静けさが魅力。
お店の前には箕面市のゆるキャラ「滝ノ道ゆずる」くんのグッズが。ゆるキャラの天下を目指して頑張ってるから応援してあげてね!
「河鹿荘別館ほととぎす」では袋に入ったもみじの天ぷらが販売されています。山の麓にある本館で毎朝揚げているんだそう。
ブラックペッパーやキャラメル、コーンポタージュ味といった変わり種のもみじ天ぷらもあります。オーソドックスなものと変わり種のものをお土産に持っていくのもいいですね。なんだか話が盛り上がりそうです。
まとめ
紅葉の名所としても有名な箕面の滝。そこで名物になっているのが「もみじの天ぷら」です。
もみじの天ぷらは衣のカリッとした食感と優しい甘さ、そしてゴマの香ばしさがおいしい一品。お菓子のような感覚でいただくので、いわゆる「天ぷら」とは全く別の食べ物です。
箕面の滝を観光した際はぜひ食べてみてください。また、お土産としてお友達へ持っていくのも話の種になるので楽しいのではないかと思います。
名称 | 箕面の滝(みのおのたき) |
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アクセス | 阪急「箕面」駅 徒歩50分 最寄「大日駐車場」徒歩10分 |
住所 | 大阪府箕面市箕面公園 Googleマップ |
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