大阪城公園を下りてすぐ。
大阪のランドマーク大阪城へ向かう途中にある、JO-TERRACE OSAKAに、2019年和モダンな仲見世エリアが生まれました。
新たに誕生した「大阪城下町」はラーメンや日本酒、和牛などのグルメが堪能できるほか、VRを使った忍者体験までできる総合エンターテイメント空間!


5月30日のオープンに一足早く、旅するグルメライター、けいたろうが潜入してきました。

詳しくご紹介いたします!

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  • 大阪城下町とは?


    今回紹介する「大阪城下町」は「日本の本当にうまいもん・ええもんが集結した、新時代の城下町」をコンセプトに5月30日にオープンしました。

    海外からのインバウンド旅行者をメインに見据えた日本の食文化のチョイスで、ラーメンや和牛、日本酒などがギュギュっと大集合しています。

    これは、むしろ日本人も大好き!
    「絶対に見逃せない!」ということで、美味しい物をいっぱい食べてきました!
    詳しく紹介します!

    美味しいラーメンが大阪城下町に大集合!ラーメン小路


    大阪城下町の施設に入って、まず目の前に飛び込んでくるのは忍者親子。
    そして、その次に気付くのはラーメンのいい香り。

    それもそのはず、大阪城下町にはラーメン小路というエリアがあり、人気ラーメン店が6店舗も営業しています。


    いまや日本の食文化として、欠かすことができず、海外から高い評価を受けるラーメンが一堂に会しています。

    ラーメン小路に出店しているのは関西初出店となるお店が中心。大阪人にもとって嬉しい限り!

    一店舗ずつご紹介していきます!

    焼きあご塩らー麺 たかはし


    大阪城下町のラーメン小路でまず紹介するのが、こちら「焼きあご塩らー麺 たかはし」さん。
    東京と中国の福建省にだけ店舗のあるお店で、初の大阪進出となっています。

    店名にもある「あご」というのは、最近ではすっかり認知度が上がって、説明不要になりつつあるトビウオの煮干し。
    トビウオは旨味が豊富な魚な上に、海の上を飛ぶのでほかの魚に比べて脂肪分が少なく、雑味がなくスッキリと上品な味わいが特徴。
    もう説明だけで美味しそうで食べる前からテンション上がります!


    オススメのラーメンは店名にもなっている、焼きあご塩らー麺。
    ラーメンが運ばれてくるとプーンといい香り。もう確実にコレは美味い。笑

    スープを一口飲んでみると、旨味たっぷりなのに爽やか。やっぱり美味しい!
    スープの美味しいラーメンだと思ってましたが、感動ポイントはスープだけじゃなかったです。
    チャーシューは口に入れた瞬間にホロリと崩れる柔らか食感。
    またチャーシューとは別にハラリと乗せられたロースも柔らか。
    ブリンと大きな存在感のあるメンマを楽しみながら、濃厚な旨味の絡む中細平打ち麺を食べていると、あっという間の1杯となりました。

    上海まぜそば拌麺888


    次に紹介するのは「上海まぜそば拌麺888」。こちらのお店は日本ではなく上海からの出店。
    「上海まぜそば拌麺888」では、中国全土でもごく限られた数人のみが取得している、国家資格の「特一級天心師」の称号を持つ人気点心師の朱漢毅が、上海で指折りの国賓レベルが使用する国営ホテルの人気店、大富貴酒楼の味を見事に再現しています。

    さらに日本で進化したラーメンを取り込み、独自の麺料理が誕生しています。


    オススメの1杯がこちらの「上海まぜそば」。
    なるほど。スープのないまぜそばタイプです。
    一口食べると、独特の甘みと香ばしさ、油の濃厚なコクが口の中に広がります。
    麺に絡む葱油は自家製。
    店舗で時間をかけネギの風味が油に移され、味の決め手となっています。


    またこちらのお店でのオススメなのが「雨花石(うかせき)だんご」というスイーツメニュー。
    上海でも広く一般には出回っていない国賓レベルの貴重なごま団子。
    ねっとりとした食感のお餅の皮の中には濃厚なゴマあん。
    容器にはスープではなくお茶が張られていて、全体の印象はサッパリと上品。
    濃厚なまぜそばと相性ピッタリのスイーツとなっています。
    また上海といえばお馴染みの小籠包も、もちろん販売されています。

    黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン


    ラーメン小路の3店舗めの紹介となるのは「黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン」。
    天井から吊るされたシャンデリアも豪華なこちらのお店は、2年連続でミシュランガイド東京に掲載された、東京の人気ラーメン店です。


    イタリアンの世界で修行しキャリアを重ねた石塚氏の生み出すラーメンは、イタリアンともラーメンとも違い、そのどちらでもあるといった雰囲気。
    看板メニューも「生ハムフロマージュ」というラーメンらしからぬ名前。

    ラーメン鉢の端にヒョイと掛けられた生ハムもオシャレですね!
    ラーメンの中でも、特徴的なのは、丼中央の白い物体。

    なんとこれはゴルゴンゾーラ入りのクリームチーズ。
    スープは鳥ガラあっさり系ですが、パスタを思わせるスルンとしたストレート麺に、チーズが絡むとググっと濃厚な1杯。

    奇抜な見た目で不思議なラーメン。
    最初はちょっと戸惑いますが、一口食べると思わず「美味い!」と唸るラーメンです。


    ほかにもイタリアンなラーメンメニューの豊富なドゥエイタリアン。
    フレッシュプチトマトが丼を覆う目にも鮮やかで真っ赤な、冷たいラーメンなどがラインナップされているので要チェックです。

    すわき後楽中華そば


    ほかにもラーメン小路には魅力的なラーメン店舗が大集合。


    こちらは「すわき後楽中華そば」金ごまの風味豊かな香ばしさと旨味が凝縮した、金ごまラーメンがオススメ。
    四川の山椒と岡山産のきな粉をトッピングして、自分好みの辛さと風味にカスタムして食べられます。

    中華そば 京都一乗寺 天天有 とスパイスラーメン 点と線.


    さらにこちらは、京都のラーメン激戦区の一乗寺からやってきた、「天天有」。
    18時間かけて鶏と野菜をじっくり煮込んで、素材の旨味をじっくり引き出した、鶏白湯は店舗開業となる昭和46年から販売しており、シンプルながら美味しい自信の一杯。


    また今回紹介したお店以外に、スパイスと野菜をたっぷり使用し。
    香りも彩りも鮮やかなスパイスラーメンを提供する、「スパイスラーメン 点と線.」も近日入店予定。

    多種多様なラーメンが味わえるラーメン小路では、誰もが自分に最適な1杯に巡り合えるはずです。

    大阪城下町グルメ!日本酒と和牛のマリアージュ


    ラーメン小路の豊富な豊富なラーメンの種類に圧倒される大阪城下町ですが、ラーメン以外にも、別のいいニオイに気づくはずです。
    それが和牛鉄板焼きWAHAKU。

    和牛ステーキと日本酒のマリアージュという、聞いただけでヤバそうな組み合わせが堪能できるお店となっています。

    和牛鉄板焼き 和拍WAHAKU


    WAHAKUで、何といっても食べずに帰れないのが、のざき牛のステーキ
    のざき牛は徹底した管理技術によって育てられた鹿児島県産の最高級黒毛和牛。
    日本で初めて生産者の個人名が付けられたブランド牛で、東京食肉市場などでは、高く評価で取引されています。
    またWAHAKUでは、のざき牛のほかに特選牛も用意。
    お肉も100g、150g、200gでの大きさにカット。
    部位もリブロース、サーロイン、ヘレの3種類を用意。
    自分好みにお肉をカスタマイズできるので、リッチにもリーズナブルにもステーキが味わえます。


    さらにWAHAKUではステーキ用に藻塩や柚子胡椒、梅ペースト、刻みわさびなど、10種類のオリジナルのソースを用意。さまざまなバリエーションが楽しめます。


    しかもWAHAKUでは、次に紹介する日本酒のコーナーを併設。
    お酒を取り寄せて併せて飲むことも可能で、最高級ブランド牛と地酒という夢のようなコラボメニューが味わえます。

    日本酒利き酒 和拍WAHAKU


    先ほど紹介したように、のざき牛が味わえるWAHAKUでは日本酒バーを併設。
    鉄板焼きステーキの店舗の隣に、地元関西の酒蔵から銘柄を50種類以上のお酒を集め、季節に合わせた36種類の地酒が提供されています。


    こちらの日本酒バーでは、500円で3種類の日本酒が味わえる利き酒セットを販売。
    灘や伏見といった日本酒の産地に近い大阪・近畿は、いわば日本一の酒どころ。


    なかでもぜひオススメなのが、大阪堺で唯一の酒蔵、復活した千利休。
    堺出身の茶人の名前がついた地酒は、甘口で飲みやすいのが特徴。
    女性客にも人気の銘柄で、もちろん千利休も飲み比べセットで飲めるので、ぜひこの機会に、地元大阪のお酒を楽しみましょう!もちろん1杯飲みも可能です。

    大阪城下町で忍者体験を味わう


    日本を代表する食文化が堪能できる大阪城下町ですが、世界から絶大な人気を誇る日本文化の忍者体験もお忘れなく!

    NINJA VR 弥助


    大阪城下町で味わえる忍者体験はブーム真っただ中のVR(バーチャル・リアリティ)。
    忍者体験が行われている忍者茶屋で受付をすますと、VTRで忍者の基本をレクチャー。


    いよいよ忍者体験。
    個別ブースに入室したら、VRゴーグルと日本刀コントローラー、手裏剣コントローラーを装着。


    大阪城主の豊臣秀吉配下の忍者、弥助になりきって、明智光秀の亡霊を頭領として襲い掛かる多くの魔物をバッサバッサ切り倒して、ミッションをクリアしよう。


    忍者体験は普通の服での体験も可能ですが、オプションで忍装束の仮装体験もできます。

    忍者茶屋


    VRで手軽に忍者体験ができるといっても、忍者になりきって、手に汗握る状態で、迫りくる敵を倒すのは一苦労。
    汗をかいた後は、忍者スイーツでクールダウン。
    手裏剣上生菓子などいろいろなスイーツが用意されています。


    中でもインパクト大なのが忍者ソフト。
    竹炭で色付けされた見事なくらいに真っ黒なソフトクリームはインスタ映え間違いなし。


    また忍者お土産も色々販売されているので、大阪の旅の思い出にピッタリ。

    大阪城下町のアクセス・行き方


    最後に大阪城下町へのアクセスを紹介します。
    まずは大阪城公園駅を下車。
    改札を抜けて道なりに大阪城ホールの方へ向かいます。方角的に言うと西。


    階段を下り、ほんの少し歩くとJO-TERRACE OSAKAの看板発見。
    目指す大阪城下町は、建物全体の階段上がった2階。見取り図的にはE2番。


    また階段を下りずに行ける専用通路もあります。こっちの方が便利かも。笑


    橋を渡ってアーチを抜けた先には、テラス2階エリア。
    しばらく進むと、記事でも紹介した、焼きあご塩らー麺 たかはしさんのお店が現れ、その先に、大阪城下町の入り口が現れます。


    到着です!
    いずれにしても、大阪城公園駅で下車すれば、スムーズに大阪城下町に辿り着けるはず。迷う心配はないと思います!

    ま・と・め!


    大阪城公園おりてすぐのJO-TERRACE OSAKA。
    大阪城を臨むグルメスポットとしてすでに人気でしたが、新たに大阪城下町誕生で、人気になると思います!
    インバウンド向けとしての性質がつよく、海外から旅行者にオススメの施設となっていますが、日本人ももちろんバッチリ楽しめること間違いなしです!