大阪おすすめ美術館情報まとめ!
美術館というと、「敷居が高い」「自分とは無縁」というイメージを持つ方が多いかもしれません。
しかし大阪には、ポップな展覧会が開催されていたり、ふらっと立ち寄れる場所にあったりと…意外にも気軽に楽しめる美術館がたくさんあるんです!
様々なアートや文化に触れることができ、デートにもおすすめの美術館。
今回は美術館巡りが趣味なライター ‘ 亜梨沙@alisa_0113_ ‘ が実際に足を運び、厳選した大阪のおすすめ美術館を紹介します!
目次
まずは地図を確認する
中之島エリア
現代美術を中心としたアート作品が楽しめる『国立国際美術館』
文化施設が多く集まる中之島エリアの中でも、ユニークな外観で一際目を引く「国立国際美術館」。
国立国際美術館は、美術館の入り口以外の部分が地下に収められている、世界でも珍しい完全地下型の美術館です。
戦後の国内外の絵画や彫刻、写真など幅広いジャンルの現代美術作品を約8000点収蔵しており、数点の常設展示の他、年に4回ほど企画展とコレクション展が開催されています。
展覧会毎に、講演会やギャラリー・トーク、子ども向けのワークショップなどのイベントも行われていますよ。
展示品だけでなく外観や展示スペースまでもがアートで、アート好きにはたまらない空間です。
開館時間 :10:00~17:00 (入場は16:30まで)
休館日 :月曜日
電話 :06-6447-4680
アクセス :Osaka Metro四つ橋線「肥後橋駅」、JR大阪環状線「福島駅」東西線「新福島駅」、阪神「福島駅」より徒歩10分、京阪中之島線「渡辺橋駅」より徒歩5分
住所 :大阪市北区中之島4-2-55
地図 :Googleマップ
公式サイト:国立国際美術館HP
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国宝も写真撮影OKな『大阪市立東洋陶磁器美術館』
緑あふれる都心のオアシス・中之島公園内の一角にある「大阪市立東洋陶磁美術館」。
大阪市立東洋陶磁美術館は、世界でも数少ない東洋陶磁専門の美術館です。
国宝2点、重要文化財13点を含む約7000点の館蔵品を持つ、東洋陶磁器のコレクションとしては世界一級の美術館ですが、なんと、美術館としては珍しく写真撮影OK!
※展示物によって、撮影不可の場合もあります。
様々な東洋の陶磁器をじっくり鑑賞できるので、お気に入りの陶磁器を見つけてくださいね。
開館時間 :午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 :月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日が休館)、展示替え期間、年末年始
電話 :06-6223-0055
アクセス :京阪中之島線「なにわ橋駅」1号出口すぐ、地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」1号出口から約400m、地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜駅」26号出口から約400m
住所 :大阪市北区中之島1-1-26
地図 :Googleマップ
公式サイト:大阪市立東洋陶磁美術館
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都会の真ん中にあるアートのオアシス『中之島香雪美術館』
中之島フェスティバルタワー・ウエスト4階にある「中之島香雪美術館」。
中之島香雪美術館は、「市中の山居」をテーマにした美術館で、都会のオアシス的存在になっています。
朝日新聞社の創業者である村山龍平が収集した古美術品を所蔵する「香雪美術館(神戸市)開館45周年」を記念して作られたため、美術品は勿論、村山龍平の生涯が分かる品も多く展示されています。
重要文化財・旧村山家住宅に建つ茶室「玄庵」を原寸大で再現した
雑多な毎日に疲れたとき、ふらっと立ち寄ちよるのにピッタリです。
開館時間 :10:00~17:00 (ご入館は午後4時30分まで)
入館料 :展覧会ごとに異なる
休館日 :月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日が休館)、展示替え期間、年末年始
電話 :06-6210-3766
アクセス :京阪中之島線「渡辺橋」駅下車12番出口直結、地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅4番出口直結、地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅下車7番出口より徒歩5分、JR「大阪」駅桜橋口より徒歩11分
住所 :大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト 4階
地図 :Googleマップ
公式サイト:中之島香雪美術館
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天王寺エリア
深い歴史と多くの美術品を持つ『大阪市立美術館』
天王寺公園の一角にあり、優雅な佇まいが目を引く「大阪市立美術館」。
大阪市立美術館は、昭和11年(1936年)に開館された、日本有数の歴史をもつ美術館です。
日本と中国の美術品に特色のある美術館で、国宝や重要文化財に指定された作品も多く所蔵されています。
特別展やコレクション展が会期ごとに開催されており、コレクション展では、大阪市立美術館に所蔵してある約8,500件の作品の中から、時期や特別展に合わせた選りすぐりの作品が展示されます。
館内も、イスラム建築を思わせるオシャレな造り。
展示内容が変わるので、何回行っても楽しむ事ができます。
営業時間 :9:30~17:00(入館は16:30まで)
定休日 :月曜日(※祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12月28日~1月4日)、展示替え期間
電話 :06-6771-4874
アクセス :各線「天王寺駅」より徒歩5分
住所 :大阪市天王寺区茶臼山町1-82
地図 :Googleマップ
公式サイト:大阪市立美術館公式
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様々なアートに気軽に触れられる『あべのハルカス美術館』
高さ日本一(地上300m)の超高層ビル、あべのハルカスの16階にある「あべのハルカス美術館」。
あべのハルカス美術館は、誰もが気軽に芸術・文化を楽しめる都市型美術館です。
美術館のコンセプトは「あらゆるアートを、あらゆる人に」 。
常設展示は無く、期間限定で様々な展覧会が開催されています。
日本・東洋美術、西洋美術、現代アートだけでなく、神社仏閣やスターウォーズ、大妖怪など、バラエティに富んでいますよ。
駅から近く、ショッピング帰りなどにも立ち寄れるので、足を運びやすいです。
開館時間 :午前10時~午後6時
休館日 :HP参照
電話 :06-4399-9050
アクセス :JR「天王寺」駅 中央改札、近鉄「大阪阿部野橋」駅 西改札、地下鉄御堂筋線「天王寺」駅 西改札
住所 :大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階
地図 :Googleマップ
公式サイト:あべのハルカス美術館HP
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なんば・心斎橋エリア
浮世絵制作体験もできる『上方浮世絵館』
道頓堀から1本入った路地「法善寺横丁」にいる可愛い猫ちゃんが目印の「上方浮世絵館」。
上方浮世絵館は、世界でも珍しい上方の浮世絵が常設展示されている美術館です。
大阪の浮世絵は、道頓堀を中心に活躍していた歌舞伎役者を描いたものが多く、こちらで展示されているほとんどは役者絵。
当時のファッションアイコンであった彼らの姿を間近で見ることができます。
常設展の他、3ヶ月ごとに展示作品が変わる企画展もあるので、何度行っても楽しめます。
上方浮世絵館では、浮世絵製作(刷り)が体験できます。
初級・中級・上級コースに分かれているので、初めての方でも安心♫
完成品は持ち帰りOKなので、お土産にもピッタリです。
営業時間 :11:00~18:00(入館は17:30まで)
定休日 :月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料 :一般500円/小・中学生300円 ※各種割引あり
電話 :06-6211-0303
アクセス :近鉄・Osaka Metro四つ橋線・御堂筋線・千日前線「なんば駅」下車、なんばウォーク16号出口徒歩5分
住所 :大阪市中央区難波1-6-4
公式サイト:上方浮世絵館
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浮世絵を身近に感じられる『大阪浮世絵美術館』
心斎橋筋商店街に位置する、京都浮世絵美術館の姉妹館「大阪浮世絵美術館」。
大阪浮世絵美術館は、2019年7月に開館した美術館で、日本が世界に誇る浮世絵版画作品を展示しています。
北斎の代表的な作品をはじめ、質の高い浮世絵版画をじっくり鑑賞できます。
スタッフさんの手が空いていれば、展示だけでは分からない豆知識などを教えて貰えるかも?
静かでゆったりとした雰囲気のなか、浮世絵を身近に感じることができます。
開館時間 :10:00~18:00(最終入館 17:30)
休館日 :元日
電話 :06-4256-1311
住所 :大阪市中央区心斎橋筋2-2-23 不二家心斎橋ビル3階
地図 :Googleマップ
公式サイト:大阪浮世絵美術館
※ミュージアムショップのみご利用の方は入場料無料で入れます
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大阪市以外のエリア
芸術性の高いミュシャ作品があふれる『堺アルフォンス・ミュシャ館』
優美で繊細な作風が世界中で高い人気を誇っている画家 ’アルフォンス・ミュシャ’ の絵を楽しめる「堺 アルフォンス・ミュシャ館」。
堺 アルフォンス・ミュシャ館は、JR堺市駅にあり、ミュシャの代表的な作品はもちろん、彼が有名になる前の作品や晩年の作品も展示されています。
期間ごとに様々なテーマの「企画展」が開催され、その都度展示される作品が入れ替わります。
美しく豪華な作品に囲まれて、優雅な時間を過ごすことができます。
開館時間 :9:30~17:15 ※ギャラリー9:30~19:00(主催者により変動)
休館日 :月曜日、休日の翌日(翌日が土日、休日の場合は開館)、年末年始
※展示替えのため臨時休館あり
電話 :072-222-5533
アクセス :JR堺市駅より徒歩約3分
住所 :大阪府堺市堺区田井出町1-2-200 ベルマージュ堺弐番館2階~4階
地図 :Googleマップ
公式サイト:堺 アルフォンス・ミュシャ館
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落ち着いた雰囲気の中で美をめでる『和泉市久保惣記念美術館』
和泉市の久保家旧本宅があった場所に建つ、「和泉市久保惣記念美術館」。
和泉市久保惣記念美術館は、昭和57年に開館し、日本と中国の絵画、書、工芸品など東洋古美術を主に約11,000点を所蔵しています。
本館は数寄屋風で静かな清潔感ある建物。庭も美しいです。
常設展の内容は企画ごとに年5回の入れ替えがあり、さらに特別展(年1回)が開催されています。
教養を深め、音楽に癒され、たくさんの美に触れられますよ。
開館時間 :午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 :月曜日(祝日の場合は開館。翌平日休館)、年末年始、陳列替期間
電話 :0725-54-0001
アクセス :泉北高速鉄道『和泉中央駅』下車 南海バス①『春木川』『若樫』行き③『美術館前』『松尾寺』行き乗り場より乗車(乗車約10分)→『美術館前』下車
住所 :大阪府和泉市内田町3丁目6-12
地図 :Googleマップ
公式サイト:和泉市久保惣記念美術館
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まとめ
大阪には魅力的な美術館が多く、様々な種類のアートを楽しむことができます。
都会の喧騒を忘れられる美術館で、優雅なひとときを過ごしてみはいかがですか?
ぜひ、足を運んでみてくださいね!